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破風板にアンテナは取り付けできる?強度の確認と費用相場を解説

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破風板にアンテナは付けられる? 強度の確認と費用相場

破風板(屋根の三角になった側面の端に付いている板)には、板が傷んでいなければアンテナを取り付けられます。サイドベースという金具を破風板にねじで留め、そこに短い支柱を立ててアンテナを付けるのが一般的な方法で、屋根の上に近い高さを取れるのが利点です。

費用の目安は、地デジの八木アンテナを破風板に新しく付ける工事で1.5万〜5万円程度です。ただし、破風板が腐っていたり割れていたりする場合は、そのまま付けると強風で金具ごと外れるおそれがあるので、先に板の状態を業者に見てもらいましょう。

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破風板にアンテナを取り付けるのはよくある方法

破風板は、切妻屋根などの三角になった側面(妻側)で、屋根の端を覆っている板です。屋根の内側に雨風が入るのを防ぐ役目があり、家のいちばん高い位置の近くにあります。この高さを生かして、アンテナの取り付け場所として昔からよく使われてきました。

破風板に付けるときの仕組み

破風板への取り付けでは、サイドベースと呼ばれる金具を破風板にねじで留め、そこに支柱(マスト)を差し込んでアンテナを固定します。屋根の上に立てるときのように屋根馬を置いたり、ワイヤー(支線)を四方に張ったりする必要はありません。取り付けたあとは、ねじ穴に雨水が入らないよう防水の処理をします。サイドベースという金具そのものの種類や、屋根馬との違いはアンテナのサイドベースとは?屋根馬との違いと交換のサイン・費用で詳しく解説しています。

屋根の上や外壁と比べたときの位置づけ

破風板への取り付けは、屋根の上と外壁の中間のような方法です。屋根の上ほど高くはありませんが、外壁の途中よりは高い位置に付けられます。

取り付ける場所受信のしやすさ強風への強さ屋根への負担
屋根の上(屋根馬)いちばん高く受信しやすい支線で支えるが風を受けやすい屋根に上って作業し屋根材に重さがかかる
破風板(サイドベース)屋根に近い高さで受信しやすい板がしっかりしていれば安定しやすい屋根材には穴を開けない
外壁(壁面)屋根より低いぶん弱くなりやすい風の影響を受けにくい外壁にねじ穴を開ける

どの場所が合うかは、地域の電波の強さや送信所の方角、周りの建物で変わります。場所ごとの違いをもっと広く比べたい場合はテレビアンテナの設置場所はどこがいい?屋根上・壁面・屋根裏を比較も参考にしてください。

破風板に付けるメリットと気をつけたい点

破風板への取り付けは手軽に高さを取れる方法ですが、板の強さに頼る付け方でもあります。よい点と注意点を分けて見ておきましょう。

屋根の上に立てずに高さを確保できる

屋根の上にアンテナを立てるには、屋根に上って屋根馬を置き、支線を張る作業が必要です。破風板なら、はしごや足場から金具を取り付けられることが多く、屋根材の上を歩き回らずに済みます。太陽光パネルが屋根いっぱいに載っている家や、片流れ屋根のように屋根馬を置きにくい形の家でも選びやすい方法です。

八木アンテナが目立ちやすい

破風板は家の外観の目立つ位置にあるため、八木アンテナを付けるとどうしても見えます。見た目が気になる場合は、細長い棒の形をしたユニコーンアンテナを破風板に付ける方法もあります。外観をいちばんに考えるなら、外壁にデザインアンテナを付ける案と比べて決めるとよいでしょう。

板の強さと向きに左右される

アンテナは強風を受けると金具に大きな力がかかります。その力を受け止めるのが破風板なので、板が薄かったり傷んでいたりすると、ねじがゆるんだり板ごと割れたりするおそれがあります。また、破風板は家の決まった面にしかないため、その面が送信所と反対側だと、建物自体が電波をさえぎって受信が弱くなることもあります。取り付けの前に、その位置で電波を測ってもらうのが確実です。

破風板に付けられるかの判断ポイント

破風板に付けられるかどうかは、業者が現地で板の状態と電波を見て判断します。依頼する前に、地上から見られる範囲で次の点を確かめておくと話が早く進みます。

確認すること付けやすい状態相談が必要な状態
破風板の傷み塗装がきれいで割れや反りがない塗装がはがれて黒ずんでいる・割れている
破風板の素材しっかりした木材や下地のある板薄い板金だけで覆われていて下地がわからない
取り付ける面の向き送信所の方向に開けている送信所と反対の面で隣に高い建物がある
高さと足元はしごが安全に立てられる3階建てで高い・下が傾斜地や隣家との境

素材によって取り付け方が変わる

破風板には、昔ながらの木製のほか、セメントなどを固めた窯業系の板や、木の板をガルバリウム鋼板などの金属で包んだものがあります。金属で包まれている場合は、ねじを打つ位置や防水のしかたに配慮が必要です。どの素材でも、下地がしっかりしているかどうかで強度が変わるので、素材の名前だけで「付けられる」「付けられない」とは決められません。

傷んでいる破風板にはそのまま付けない

塗装がはがれたまま年数がたった木の破風板は、雨水を吸って中から腐っていることがあります。表面ではわかりにくいため、ねじを打ったときに効かないこともあります。この状態で無理にアンテナを付けると、台風のときに金具ごと外れて落ちる危険があるので、板の補修を先に考えます。

破風板へのアンテナ取り付けの費用相場

アンテナ本体と標準的な取り付け工事を含めた費用の目安は次のとおりです。金額は複数の業者の料金をもとにした目安で、地域や電波の状況、配線の長さなどで変わります。

工事内容費用の目安
地デジの八木アンテナを破風板に新しく設置(本体込み)15,000円〜50,000円程度
地デジのユニコーンアンテナを破風板に設置(本体込み)30,000円〜60,000円程度
破風板のサイドベースだけを交換(部材代込み)15,000円〜35,000円程度
BS・CSアンテナを破風板や外壁に設置(本体込み)20,000円〜40,000円程度
ブースターの追加15,000円〜35,000円程度
屋根の上の古いアンテナの撤去業者により異なる(付け替えと同時なら割安なことが多い)

追加の費用がかかりやすいケース

3階建てなどで破風板が高く、はしごが届かない場合は、高所作業の費用や足場代がかかることがあります。また、破風板の面では電波が足りずにブースターが必要になったり、室内までの配線を延ばしたりすると、そのぶん費用が増えます。破風板そのものの補修は屋根や外装の工事になり、アンテナ工事とは別に費用がかかります。

見積もりを比べるときは、総額だけでなく、どの金具をどこに付けるか、防水処理をするか、古いアンテナの撤去が含まれているか、保証の内容までそろえて確かめると、あとで食い違いが起きにくくなります。

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破風板が傷んでいるときの進め方

すでに破風板にアンテナが付いていて板が傷んでいる場合や、これから付けたい破風板が古い場合は、アンテナ工事と破風板の補修の順番を考える必要があります。

補修は板金や塗装の工事と一緒に考える

破風板の補修には、塗り直し、金属の板で覆う工事、板そのものの交換などがあり、どれが合うかは傷み具合で変わります。こうした工事は屋根や外壁の塗装と同じ時期に足場を組んで行うと、足場代をまとめられるため効率的です。アンテナ業者には、補修が必要そうかどうかを見てもらい、必要なら塗装や板金の業者と日程を合わせて進めましょう。

塗装や補修の前後でアンテナを付け外しする

破風板を塗ったり覆ったりするときは、付いているアンテナと金具をいったん外し、工事のあとに付け直すのが一般的です。付け直すときは、新しい板の上でねじの位置を変えたり、さびた金具を新しいものに替えたりできます。付け外しの判断や費用は外壁塗装でアンテナは撤去する?取り外し・再設置の判断と費用相場で解説しています。

補修しないなら別の場所に付け替える

すぐに破風板を補修できない場合は、破風板を避けて外壁や屋根の上など別の場所に付け替える方法もあります。アンテナの重さが傷んだ板にかかり続けるのを避けられます。どこに移すと映るかは電波を測って決めるので、業者に現地で提案してもらいましょう。

自然災害で壊れた場合は火災保険を確認する

台風や強風、雪、落雷などの自然災害で破風板やアンテナが壊れた場合は、火災保険の補償の対象になることがあります。ただし、雨水による腐食や塗装のはがれなど、経年劣化による傷みは対象外です。補償されるかどうかや金額は契約内容によって違い、申請は契約者本人が保険会社に行います。被害に気づいたら、地上から写真を撮っておき、契約内容を確かめておきましょう。

破風板へのアンテナ取り付けにおすすめのアンテナ工事業者

破風板にアンテナを付けたい、今の金具がぐらついている、といったときに相談しやすい業者を紹介します。破風板に付けられるかどうかと、その位置で電波が足りるかは、現地で見てもらうと判断しやすくなります。

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まとめ

破風板へのアンテナ取り付けのポイントをまとめます。

  • 破風板にはサイドベースという金具でアンテナを付けられる
  • 屋根に上らずに高さを取れ、屋根材に穴を開けない
  • 強さは板の状態しだいで、腐った板にはそのまま付けない
  • 八木アンテナを地デジ用に付ける費用は1.5万〜5万円程度が目安
  • 傷んだ破風板の補修は塗装や板金の工事と一緒に考える
  • 自然災害による破損なら火災保険の契約内容を確認する

破風板に付けられるかどうかは、板の傷み具合とその位置の電波の強さで決まります。まずは無料の見積もりで現地を見てもらい、家に合った付け方を提案してもらいましょう。

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この記事を書いた人

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