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テレビアンテナの設置場所はどこがいい?屋根上・壁面・屋根裏を比較

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テレビアンテナの設置場所はどこがいい? 屋根上・壁面・屋根裏を比較

「新築の家にテレビアンテナを付けたいけれど、屋根の上と壁のどちらがいいの?」「見た目を考えると目立たない場所にしたいけれど、ちゃんと映るのか心配」と迷っていませんか。アンテナの設置場所は一度決めると簡単には変えられないため、後悔しないように選びたいところです。

結論から言うと、映りの安定を最優先するなら屋根の上、見た目を重視するなら壁面やベランダが基本の選び方です。ただし、どの場所でも受信できるわけではなく、地域の電波の強さや送信所の方向、周りの建物によって「選べる場所」が変わります。地デジとBS・CSでも条件が違います。

この記事では、テレビアンテナの主な設置場所5つの特徴、場所ごとのメリット・デメリットの比較、新築で場所を決めるときに確認すること、設置場所別の工事費用の相場をまとめています。

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テレビアンテナの主な設置場所は5つ

戸建てのテレビアンテナは、主に次の5つの場所に取り付けられます。どこに付けるかによって、使えるアンテナの種類も変わります。

設置場所主なアンテナの種類特徴
屋根の上八木式アンテナ(地デジ)、BSアンテナ高い位置で受信でき、電波を最もとらえやすい
壁面(外壁)デザインアンテナ(地デジ)、BSアンテナ外から目立ちにくく、雨風の影響も受けにくい
ベランダデザインアンテナ、八木式アンテナ、BSアンテナ手すりや壁に金具で固定する。点検しやすい
屋根裏八木式アンテナなど(地デジ)外観にまったく影響しない。電波が強い地域に限られる
軒下・破風板BSアンテナ、デザインアンテナ屋根のひさしの下や破風板に付ける。雨や雪が当たりにくい

地デジのアンテナは、地上の送信所(電波塔)から届く電波を受けるため、送信所の方向に向けて、できるだけ遮るもののない場所に付けます。一方、BS・110度CSのアンテナは、赤道の上空にある衛星からの電波を受けるため、南西の空が開けている場所でないと受信できません。地デジは屋根上・BSはベランダ、というように、2つのアンテナを別々の場所に付ける家も多くあります。

アンテナの種類ごとの違いを先に知りたい場合は、テレビアンテナの種類は?一戸建て向けの違いと選び方・費用を比較もあわせてご覧ください。

「自分の家ならどこに付けられるのか」は、実際にその場所で電波の強さを測ってみないと分かりません。現地調査で受信レベルを測ってもらうと、付けられる場所と費用をまとめて確認できます。

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設置場所ごとのメリット・デメリットを比較

5つの設置場所を、受信のしやすさ・見た目・耐久性の面から比べると次のとおりです。

設置場所受信のしやすさ見た目主なデメリット
屋根の上◎△(目立つ)雨風・雪・鳥の影響を受けやすく、点検や修理に高所作業が必要
壁面○◎屋根上より低いため、電波が弱い地域や周りに建物が多い場所では映りにくい。外壁に穴をあける
ベランダ○〜△○向きや高さの自由がききにくい。洗濯物や目隠しに電波が遮られることがある
屋根裏△◎屋根材や断熱材で電波が弱くなる。金属屋根などでは受信が難しい。BSは基本的に受信できない
軒下・破風板○〜△○南西の見通しや取り付けられる金具の条件が限られる

屋根の上:映りの安定を最優先したい家向け

屋根の上は家の中で最も高く、周りの建物に電波を遮られにくい場所です。八木式アンテナと組み合わせれば受信感度も高く、送信所から遠い地域や、周りに高い建物がある地域でも安定して映りやすいのが強みです。

一方で、屋根の上のアンテナは家の外観で目立ちやすく、台風や強風、雪の重み、鳥のフンなどの影響を直接受けます。年数がたつと、アンテナの傾きや支線のゆるみ、金具の錆が起きやすく、点検や修理にはどうしても高所作業が必要です。

壁面:見た目と耐久性を重視したい家向け

壁面には、平らな板のような形のデザインアンテナを取り付けるのが一般的です。外壁の色に合わせた製品もあり、家の外観をすっきり見せられます。屋根の上と比べて風雨の影響を受けにくく、鳥がとまることも少ないため、傷みにくいのもメリットです。

ただし、屋根の上より低い位置になるぶん、受信できる電波はどうしても弱くなります。電波が弱い地域や、送信所の方向に建物がある場合は、壁面では映らないこともあります。また、取り付けの際に外壁に穴をあけるため、新築の場合は住宅の保証との関係も確認しておきましょう。

ベランダ:点検しやすく、BSアンテナの定番の場所

ベランダの手すりや壁に金具で固定する方法です。BSアンテナは南西が開けたベランダに付けることが多く、地デジのデザインアンテナや小型の八木式アンテナを付けることもあります。手が届く位置にあるため、向きのずれや汚れに気づきやすく、点検や交換もしやすいのが利点です。

その反面、ベランダの向きが送信所や衛星の方向と合っていないと受信できません。手すりの内側に置くと、手すりの素材や洗濯物、目隠しのパネルで電波が遮られることもあります。

屋根裏:外観に影響させたくない家向け(条件付き)

屋根裏にアンテナを置けば、外からはまったく見えず、雨風で傷むこともありません。ただし、屋根材や断熱材を通り抜けるあいだに電波が弱くなるため、送信所に近く電波が強い地域で、電波を通しやすい屋根材の家に限られます。金属の屋根材や、断熱材にアルミ箔が貼られている家では、受信が難しいことがあります。BSアンテナは衛星の方向が屋根でふさがれるため、屋根裏では基本的に受信できません。

屋根裏への設置を考えている場合は、屋根裏アンテナのデメリットとは?映らない原因と設置条件・費用で設置できる条件を詳しく解説しています。

軒下・破風板:雨や雪を避けたいときの選択肢

屋根のひさしの下や、屋根の端の破風板(はふいた)に金具で取り付ける方法です。BSアンテナでよく使われ、雪が直接積もりにくい、外から目立ちにくいといった利点があります。ただし、ひさしや屋根そのものが電波を遮らない位置であることが条件で、取り付けられる場所は家の形によって限られます。

アンテナの設置場所を決めるときに確認すること

「見た目がいいから壁面にしたい」と思っても、受信できなければ意味がありません。設置場所は、次のポイントを順番に確認して決めるのが失敗しないコツです。

1. 地域の電波の強さ

送信所に近く電波が強い地域なら、壁面や屋根裏も候補になります。電波が弱い地域では、屋根の上に感度の高いアンテナを付けたり、ブースターを組み合わせたりする必要があります

2. 送信所の方向と、その方向にある障害物

地デジのアンテナは送信所の方向に向けて設置します。その方向に高い建物や山、大きな木があると、低い位置では電波が遮られやすくなります

3. BS・CSを見るなら南西の見通し

衛星の方向(南西の空)に建物や木がない場所が必要です。電子情報技術産業協会(JEITA)の案内では、春分・秋分の日の午後2時ごろに太陽の光が当たる場所が、受信できる場所の目安とされています

4. 見た目と家の外観

屋根の上のアンテナが気になるなら、受信できる範囲で壁面・ベランダ・屋根裏を検討します

5. 地域の気候

雪の多い地域では、屋根上のアンテナへの着雪や雪の重みに注意が必要です。海に近い地域では、潮風による錆を防ぐため、耐塩害仕様のアンテナや金具を選ぶことがあります

6. メンテナンスのしやすさ

手が届く場所ほど点検しやすく、修理の費用も抑えやすい傾向があります

電波の強さは、同じ地域でも家の高さや周りの建物によって変わります。インターネットの地図や近所の家のアンテナの向きはおおまかな目安になりますが、最終的には実際に設置したい場所で電波を測ってもらうのが確実です。

新築でアンテナの設置場所を決めるときの注意点

新築の場合は、建物ができあがる前後のタイミングで設置場所を決めることになります。あとから困らないよう、次の点に気をつけましょう。

配線の通り道を早めに考えておく

アンテナからのケーブルをどこから家の中に引き込み、どこにブースターや分配器を置くかで、使えるテレビ端子や見た目が変わります。壁の中に配線を通す場合は、内装が仕上がる前のほうが工事しやすくなります

外壁や屋根の保証を確認する

壁面にアンテナを付けると外壁に穴をあけます。ハウスメーカーや工務店の保証の対象から外れないか、あらかじめ確認しておくと安心です

太陽光パネルや屋根材との相性

太陽光パネルを載せる屋根や金属屋根では、アンテナを付けられる位置が限られたり、屋根裏で受信できなかったりします

周りに家が建つ可能性

分譲地などで隣の土地がまだ空いている場合、あとから建った家で電波が遮られ、壁面やベランダのアンテナが映りにくくなることがあります。余裕のある受信レベルを確保できる場所を選んでおくと安心です

アンテナ工事は、引き渡しの前後どちらでも依頼できます。住み始めてからテレビが見られない期間をつくらないよう、引き渡し日が決まったら早めに見積もりを取っておくのがおすすめです。

テレビアンテナの設置場所別の費用相場

アンテナの工事費用は、設置場所そのものよりも、その場所に付けるアンテナの種類や、ブースター・配線工事の有無で変わります。下の表は、アンテナ工事関連の複数の情報をもとにした一般的な目安です(本体代と基本工事費を含む)。

設置場所と内容費用の目安
屋根の上に八木式アンテナ(地デジ)20,000円〜40,000円程度
壁面にデザインアンテナ(地デジ)25,000円〜60,000円程度
ベランダにアンテナ(地デジ)20,000円〜45,000円程度
屋根裏にアンテナ(地デジ)17,000円〜50,000円程度
BSアンテナの追加(ベランダ・壁面・軒下など)15,000円〜35,000円程度
ブースターの設置15,000円〜30,000円程度
既存アンテナの撤去・処分3,000円〜15,000円程度

屋根の勾配が急な場合や3階建てなどの高所作業、壁の中に配線を通す工事、電波が弱くて高性能なアンテナやブースターが必要な場合は、追加の費用がかかることがあります。見積もりを取るときは、アンテナ本体・取り付け金具・ケーブル・調整費がそれぞれ含まれているかを確認しましょう。

ブースターをどこに付けるかでも工事の内容が変わります。ブースターの置き場所についてはブースターの設置場所はどこ?屋根上・屋根裏・室内の違いと費用で解説しています。

アンテナの設置場所を自分で変えないほうがよい理由

「今のアンテナが目立つから壁面に移したい」「ベランダなら自分で付けられそう」と考える人もいますが、設置場所の変更や新しい取り付けは業者に任せることをおすすめします。

転落の危険がある

屋根の上や2階以上の壁面での作業は、慣れていない人には非常に危険です

受信できる場所かどうかを測れない

電波の強さは場所によって細かく変わります。測定器がないと、付けてから「映らない」と分かることになりかねません

外壁や屋根を傷めることがある

穴あけや金具の固定が不十分だと、雨漏りやアンテナの落下につながります

向きの調整が難しい

特にBSアンテナは、わずかな向きのずれで受信できなくなります

業者に頼めば、候補の場所ごとに電波を測り、受信の安定と見た目のバランスがとれる場所を提案してもらえます。

まとめ

テレビアンテナの設置場所は、「どこなら受信できるか」を確かめたうえで、見た目や耐久性で選ぶのが基本です。

  • 主な設置場所は、屋根の上・壁面・ベランダ・屋根裏・軒下の5つ
  • 映りの安定を最優先するなら屋根の上、見た目を重視するなら壁面やベランダ
  • 屋根裏は外観に影響しないが、電波が強い地域で屋根材の条件が合う家に限られ、BSは基本的に受信できない
  • BS・CSのアンテナは南西の空が開けた場所が必要で、地デジとは別の場所に付けることも多い
  • 新築では配線の通り道や外壁の保証、周りに家が建つ可能性も考えて場所を決める
  • 費用は地デジアンテナの設置で20,000円〜60,000円程度が目安。ブースターや配線工事があると追加になる

「うちならどこに付けられるのか知りたい」「見た目と映りのどちらも妥協したくない」というときは、無料の現地調査で電波を測ってもらい、設置場所と費用をまとめて確認するのが近道です。

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この記事を書いた人

最安アンテナ工事.jp アンテナ工事担当

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