ソニーのテレビ(ブラビア)に出るE201は「信号レベルが低下しています」という意味の表示で、電波は届いているものの、きれいに映すには弱すぎる状態です。雨や雪で一時的に受信レベルが下がっただけなら、天気が回復すれば自然に直ります。晴れているのに出続けるときは、アンテナ線の緩み・抜けの確認、分配器などを外した直結での確認、アンテナレベルの確認、本体のリセットを順に試し、それでもレベルが低いままならアンテナの向きや配線など受信側の点検が必要です。
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ソニーのテレビのE201は「信号レベルが低下しています」という表示
ソニーのサポートページに掲載されているブラビアのメッセージ一覧では、E201は「信号レベルが低下しています。視聴できる状態ではありません。アンテナ線の緩みや抜けの可能性もあります。」という文とともに表示されるコードです。原因としては、雨などの影響で一時的に受信レベルが下がっていること、またはアンテナが正しく接続できていないことが挙げられています。
同じE201でも、BSやCSを見ているときに「降雨対応放送に切り換わりました。」と出ることがあります。これは雨などで衛星からの電波が弱くなったため、画質や音質を落として受信を続ける降雨対応放送に切り替わったという知らせで、天候が回復すると自動的に元に戻ります。故障を知らせる表示ではないので、まずは画面の文をよく読んでどちらのE201かを確かめましょう。
| 画面のメッセージ | ソニーの案内での原因(要約) | まずやること |
|---|---|---|
| 信号レベルが低下しています(E201) | 雨などで受信レベルが一時的に低下、またはアンテナの接続不良 | しばらく待ち、直らなければ接続とアンテナレベルを確認 |
| 降雨対応放送に切り換わりました(E201) | 雨などで衛星の電波が弱まった | 天候の回復を待つ |
| 受信できません(E202) | 悪天候・アンテナの設定や調整の不備など | ケーブルのつなぎ直しと再スキャン |
| このチャンネルは現在休止中です(E203) | 放送を休止しているチャンネルを選んでいる | 別のチャンネルを選ぶ |
ソニーのサポート記事では、E201はアンテナレベルが低く受信状態がよくない状態、E202はアンテナレベルがゼロで信号を受信できていない状態と説明されています。つまりE201は「弱いけれど届いている」、E202は「届いていない」という違いです。E201がしばらくしてE202に変わった場合は受信がさらに悪くなっているので、ブラビアのE202エラーを直す方法の手順もあわせて確認してください。
E201はブラビア本体の故障とは限らない
E201は電波の受け取り方に関する表示なので、多くはテレビの外側、つまり天気・アンテナ線・分配器・アンテナ本体のどこかに原因があります。天気がよいのに何日も続く、家中のテレビで出るといった場合は、アンテナ側の点検が必要になることが多いです。自分で原因を絞り込めないときは、現地で受信レベルを測ってもらえる業者に見積もりを頼むのも一つの方法です。
※工事後のチャンネル設定まで対応
まずは天気と映らない範囲を確かめる
E201が出たら、操作をする前に今の天気と、どの範囲で映らないのかを確かめます。強い雨や雪、雷雨のときは、地デジでもBS・CSでも受信レベルが下がりやすく、天気の回復とともに表示が消えることがよくあります。特にBS・CSは雨や雪の影響を受けやすい放送です。
あわせて次の点を見ておくと、このあとの切り分けが楽になります。
- 地デジ・BS・CSのうち、どの放送でE201が出るか
- すべてのチャンネルで出るか、一部のチャンネルだけか
- 家にあるほかのテレビやレコーダーでも映りが悪いか
- 台風や強風、大雪のあとから出るようになっていないか
- 掃除や模様替え、機器の買い替えのあとから出ていないか
リモコンの[地デジ][BS][CS]ボタンを順に押せば、どの放送で表示が出るかをすぐに確かめられます。晴れているのにE201が消えない場合や、天気がよくなっても同じ症状がくり返す場合は、次の対処を上から順に試してください。
晴れているのにE201が出るときにブラビアで試せる対処
ソニーのサポート記事では、地デジが映らないときの確認として、画面表示・受信環境・アンテナケーブルの接続・地デジ以外の受信・アンテナレベルの確認・本体のリセットという順番が案内されています。ここでは、その中から部屋の中で安全にできることをまとめました。ブラビアは発売年やシリーズによってメニューの名前が違うので、画面の表示が異なるときは型番でソニーのサポートサイトを検索して確認してください。
1. アンテナ線の緩みや抜けを確認する
E201のメッセージにも「アンテナ線の緩みや抜けの可能性もあります」とあるとおり、まず確かめたいのはアンテナ線です。壁のアンテナ端子とブラビア背面の端子の両方に奥まで差さっているかを見ます。ソニーのサポート記事では、地デジのアンテナ線とBSのアンテナ線を逆につないでいないかも確認するよう案内されています。レコーダーを通している場合は、アンテナ入力とアンテナ出力の向きも見ておきましょう。
2. 分波器や分配器を外して直結で試す
壁の端子からテレビまでの間に分波器・分配器・レコーダーが入っていると、そこで電波が弱くなったり、部品の劣化で受信レベルが下がったりすることがあります。ソニーの案内でも、アンテナレベルが低いときは分波器や分配器を外し、壁の端子とテレビをケーブルで直接つないで確かめる方法が紹介されています。直結で表示が消えるなら、外した機器やケーブルのどれかに原因があると絞り込めます。
3. アンテナレベルを確認する
ブラビアでは、設定メニューの放送受信に関する項目からアンテナレベル(受信レベル)を確認できます。メニューの場所は機種ごとに違うので、取扱説明書やヘルプガイドで確かめてください。ソニーのサポート記事では、アンテナレベルの表示の色に応じて次の対処が案内されています。
| アンテナレベルの色 | ソニーの案内での対処(要約) |
|---|---|
| 緑 | チャンネルスキャンを行う |
| 黄 | アンテナケーブルを抜き差しし、直らなければケーブル(同軸ケーブル)を交換する |
| 赤 | ケーブルを交換し、分波器や分配器を外してテレビと直接つなぐ。それでも直らなければリセットへ進む |
伝送チャンネルを切り替えながら、映るチャンネルと映らないチャンネルの数値を見比べると、受信が弱いのが一部か全体かが分かります。数値が大きく上下する場合も、電波が安定して届いていないサインです。
4. ブラビアをリセット(再起動)する
テレビの動作が一時的に不安定になっているだけなら、リセットで改善することがあります。ソニーのサポート情報では、リモコンの電源ボタンを長押しして再起動する方法と、電源を切ってから電源プラグをコンセントから抜き、2分ほど待ってから差し直す方法が案内されています。長押しの秒数や画面の出方は機種によって異なるので、お使いの機種の案内に従ってください。録画中に電源プラグを抜くと録画に影響が出るおそれがあるので、録画が終わっていることを確かめてから行いましょう。
アンテナレベルが低いままならアンテナ側を疑う
アンテナ線の確認や直結、リセットをしてもアンテナレベルが黄色や赤のままなら、原因はブラビアではなく、アンテナや家全体の配線にある可能性が高くなります。症状ごとの目安は次のとおりです。
| 症状 | 考えられる原因 | 次にやること |
|---|---|---|
| 雨や雪の日だけE201が出る | 天候による一時的な受信レベルの低下 | 天候の回復を待つ。くり返すならアンテナの点検を検討 |
| 直結すると表示が消える | 分配器・分波器・ケーブルの劣化や不具合 | 部品やケーブルを交換する |
| 家中のテレビで受信が弱い | アンテナの劣化や向きのズレ、ブースターの不具合 | 業者にアンテナと配線の点検を頼む |
| 台風や強風のあとから出る | アンテナの傾き・倒れ | 屋根に上らず業者に点検を頼む |
| BS・CSだけで出る | BSアンテナの向きのズレや電源設定 | BSアンテナの点検を検討する |
メーカーを問わないE201の原因と対処は、テレビのE201エラーの原因と直し方でも詳しく解説しています。また、番組表では放送中なのにE203が出るといった別の表示が混じる場合は、ブラビアのE203エラーの原因と直し方も参考にしてください。
アンテナの向きの調整や交換は屋根の上での作業になり、転落の危険が大きいので自分では行わないでください。地上や窓から見てアンテナが傾いていないかを確かめるくらいにとどめましょう。マンションやアパートで共同のアンテナを使っている場合は、建物の設備に原因があることもあるので、部屋の中を確認しても直らなければ管理会社や大家さんに連絡します。
反対に、ほかのテレビは問題なく映り、アンテナレベルも十分なのにブラビアだけ映らない場合は、テレビ本体の不具合の可能性があります。その場合はソニーのサポートに点検や修理を相談してください。
アンテナの修理が必要になったときの費用の目安
受信側の修理が必要になったときの費用は、作業の内容によって変わります。下の表は、アンテナ工事について公開されている複数の料金情報をもとにした一般的な目安です。屋根の形や設置する高さ、使う部材、業者によって前後するので、作業の前に見積もりを必ず確認してください。
| 作業内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| アンテナの向き調整 | 5,000円〜20,000円程度 |
| 分配器の交換・設置 | 5,000円〜20,000円程度 |
| ケーブルの点検・交換 | 10,000円〜25,000円程度 |
| ブースターの交換 | 15,000円〜40,000円程度 |
| 地デジアンテナの交換(八木式) | 16,500円〜50,000円程度 |
| 地デジアンテナの交換(デザインアンテナ) | 22,000円〜60,000円程度 |
見積もりを頼むときは、受信レベルの測定や原因の調査に費用がかかるか、見積もりのあとに追加料金が出る条件があるかを、作業の前に聞いておくと安心です。
台風・強風・雪・落雷などの自然災害でアンテナが壊れた場合は、火災保険の補償の対象になることがあります。ただし、経年劣化による故障は対象外で、補償されるかどうかや自己負担の額は契約内容によって変わります。申請は契約者本人が保険会社に行うものなので、まず契約内容を確かめ、修理の前に壊れた箇所の写真を残しておきましょう。
ソニーのテレビのE201が直らないときにおすすめのアンテナ工事業者
アンテナ線の確認やリセットをしてもE201が消えず、アンテナレベルも低いままなら、受信レベルの測定から原因の特定、修理までまとめて任せられる業者に相談するのが近道です。見積もりの頼みやすさや、急ぎの対応に強みがある業者を紹介します。
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まとめ
ソニーのテレビ(ブラビア)に出るE201は「信号レベルが低下しています」という表示で、電波が弱くてきれいに映せない状態です。BS・CSで「降雨対応放送に切り換わりました」と出るE201は、天候が回復すれば元に戻ります。それ以外のE201は、次の順番で確かめてみてください。
- 雨や雪のときは天気の回復を待つ
- アンテナ線が壁とテレビの端子に奥まで差さっているかを見る
- 分波器や分配器を外し、壁の端子とテレビを直結して試す
- アンテナレベルの色を見て、黄や赤ならケーブルを交換する
- 録画中でないときにリセット(再起動)する
それでもアンテナレベルが低いまま、家中のテレビで映りが悪い、台風や強風のあとから出るといった場合は、アンテナの向きのズレや劣化、ブースター・配線の不具合が考えられます。屋根の上の作業は危険なので自分で直そうとせず、アンテナ工事の業者に点検と見積もりを頼みましょう。
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