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BSのアンテナレベルが突然0に!E202で映らない原因と直し方

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BSのアンテナレベルが突然0に! E202で映らない原因と直し方

BSのアンテナレベルが突然0になってE202(機種によってはE201)が出たときは、アンテナからテレビまでのどこかで信号が完全に途切れています。原因は次の4つの順に切り分けると早く見つかります。

  1. 全チャンネルが0か一部のチャンネルだけ0かを確かめる
  2. 大雨や大雪の最中なら天気の回復を待つ
  3. テレビのBSアンテナ電源(給電)が「切」になっていないか見る
  4. アンテナやケーブル・ブースターの故障と向きのずれを疑う

1〜3は室内で確かめられます。それでも0のままなら屋外の機器の不具合で、修理費用は向きの調整で5,000〜20,000円前後、BSアンテナ本体の交換で20,000〜35,000円前後が目安です(屋根の高さや部材によって変わります)。

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全チャンネルが0か一部だけ0かで原因を切り分ける

最初に、BSのどのチャンネルでレベルが0になっているかを見てください。0になっている範囲によって、疑う場所が大きく変わります。

症状考えられる原因最初にやること
BS・CSの全チャンネルが0で地デジは映るアンテナ電源の設定・BS側の配線や分波器・アンテナの向き・コンバーターの故障テレビのアンテナ電源の設定を確認する
NHK BSなど一部のチャンネルだけ0受信がぎりぎりの状態・チャンネル設定・アンテナのわずかな向きのずれほかのBSチャンネルのレベルと比べる
4K・8Kのチャンネルだけ映らないアンテナや配線が4K8K(左旋)に対応していないアンテナと分配器などの対応表示を確認する
大雨や大雪のときだけ0になる雨粒や雪による電波の減衰・アンテナへの着雪天気が回復するまで待つ
地デジもBSもすべて映らないブースターの電源・宅内配線の大元・テレビ本体ブースターの電源部のランプを確認する

チャンネルによって使う電波が違うため、アンテナの受信がぎりぎりの状態だと一部のチャンネルだけ0になることがあります。NHK BSだけが映らない場合はNHK BSが映らない原因と直し方、4K・8Kのチャンネルだけ映らない場合はBS左旋アンテナと右旋の違いで確認できます。

BSアンテナの受信レベル0とはどのような状態か

テレビの画面に「信号が受信できません」や「E201」「E202」といったエラーメッセージが表示され、受信レベルを確認した際に数値がゼロを示している場合、家庭のテレビ機器にBS・110度CS放送の信号がまったく届いていない状態を意味します。まずは、この数値が何を意味しているのかを正確に把握しましょう。

受信レベル0が意味する電波遮断の状態

テレビに表示される受信レベルは、アンテナが捉えた電波の強さと品質を総合的に数値化したものです。この数値が0になっているということは、電波が微弱であるというレベルを超えて、アンテナからテレビチューナーまでの経路で電波が完全に途絶えていることを示しています。わずかでも電波を拾えていれば、10や20といった低い数値が出ることが多いため、完全に0と表示されるケースでは、電気的な接続が切れているか、物理的に信号の通り道が寸断されている可能性が極めて高くなります。

アンテナレベル低下とレベル0の違い

画面にブロックノイズ(モザイク状の乱れ)が入ったり、映像が時々止まったりする状態は、アンテナレベルが推奨値よりも低下しているものの、信号自体は一部届いている状態です。一方、受信レベル0の場合は映像も音声も一切出力されません。電波が弱いだけであればアンテナの軽微な向き調整や天候の回復で改善することもありますが、0の場合は「電源が供給されていない」「ケーブルが抜けている」「アンテナ自体が全く見当違いの方向を向いている」など、根本的な原因が存在します。

夜間や早朝だけレベルが落ちる場合は、BSアンテナが夜だけ映らない原因と給電設定で給電設定の見直し方を解説しています。

BSアンテナの受信レベルが0になる主な原因

BS放送を受信できなくなるトラブルには、室内側で簡単に解決できるものから、外部機器の修理が必要なものまで様々な原因が存在します。受信レベルが0になる代表的な原因を解説します。

テレビ側のアンテナ電源供給設定がオフになっている

BSアンテナは、地デジアンテナとは異なり、電波を受信・変換するために電気を必要とします。通常はアンテナケーブルを通じてテレビやレコーダーから電気(DC15V)を送る仕組み(給電)になっています。テレビの模様替えや初期設定の変更、レコーダーの追加などを行った際に、この給電設定がオフになってしまうと、アンテナが一切動作しなくなり、受信レベルは即座に0になります。

アンテナケーブルの抜けや緩み・断線

テレビ背面や壁面のアンテナ端子に接続されている同軸ケーブルが緩んでいたり、抜け落ちていたりすると信号は途絶えます。また、掃除の際にケーブルを強く引っ張ってしまい、内部の芯線が折れたり曲がったりする接触不良も頻発します。さらに、屋外の配線が紫外線や雨風によって経年劣化し、被膜が破れて雨水が浸入した結果、ショートや断線を起こしてレベル0になる事例も少なくありません。

台風や強風によるミリ単位の向きズレ

BS放送は、赤道上空約3万6,000キロメートルにある静止衛星から送られてくる電波を受信しています。距離が非常に遠いため、アンテナの角度調整はミリ単位の精度が求められます。台風や春一番などの猛烈な強風を受けると、アンテナを固定している金具が緩んでわずかに向きが変わってしまうことがあります。ほんの数ミリ角度がズレるだけで衛星からの電波を捉えられなくなり、受信レベルが突然0まで落ち込んでしまいます。

豪雨や大雪などの一時的な悪天候による電波遮断

BS電波は周波数が非常に高いため、雨粒や雪に電波が吸収・反射されやすい性質(降雨減衰・降雪減衰)を持っています。バケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨や、アンテナのパラボラディッシュ面に雪が分厚く積もった場合、電波が完全に遮られてレベルが0になることがあります。この場合は機器の故障ではなく、天候の回復や雪の除去によって自然復旧します。

アンテナ本体やブースターなどの機器故障・経年劣化

屋外に長年設置されているBSアンテナ本体のコンバーター(電波を集める中央の突起部分)は、常に紫外線や風雨に晒されているため、経年劣化により寿命を迎えます(耐用年数は約10年〜15年)。また、複数の部屋に電波を分けるために屋根裏や屋外に設置されているブースター(増幅器)の故障や、電源部(電源挿入器)の故障も、電波が完全に途絶えて家中のテレビでレベル0になる大きな要因です。

画面にE202が出ている場合はBSアンテナのE202エラーの原因と直し方、ショート表示が出ている場合はBSアンテナのショート表示が出る原因と直し方の手順が有効です。

自力で直せるか業者依頼かを判断する3つの切り分け手順

受信レベルが0になった際、専門業者を呼ぶべきか自分で対処できるかを見極めるためには、状況を論理的に切り分けることが重要です。以下の3つの手順で現状を確認してください。

テレビのアンテナ給電設定を確認する

最初に行うべきは、テレビのメニュー画面からアンテナへの電源供給設定を確認することです。リモコンの「メニュー」や「設定」ボタンから受信設定を開き、BSアンテナ電源が「入」または「連動」になっているかを確かめます。これが「切」になっていた場合、「入」に変更するだけで一瞬にして復旧することがあります。室内操作だけで完結するため、最も安全かつ最初に取り組むべき確認項目です。

家中のテレビで映らないか特定の1台のみかを確認する

家の中に複数台のテレビがある場合、他の部屋のテレビでもBSがレベル0になっているかを確認してください。

1台のみ映らない場合

その部屋のテレビの給電設定、接続ケーブルの抜け・断線、または部屋専用の分配器の不具合が疑われます。自力で復旧できる可能性が高い状態です。

家全体ですべて映らない場合

アンテナ本体の故障や向きズレ、共同ブースターの電源トラブル、大元の屋外配線断線などが疑われます。個人での修理は困難であり、業者による点検が必要です。

悪天候の直後か突然の不具合か発生タイミングを整理する

不具合が発生した時期や気象条件も重要な判断材料です。直前に大型の台風や突風、大雪があった場合は、アンテナの向きが動いたか物理的な破損が生じた可能性が高くなります。天気が良い日に何の前触れもなく突然レベル0になった場合は、ブースターの電源部故障やテレビ配線の抜け、コンバーターの内部ショートなどが考えられます。

DIYでの対処とプロへの依頼を比較

自分で対応できる範囲と、プロに任せるべき領域の違いを分かりやすく整理しました。

項目 自分で対処する場合 アンテナ専門業者に依頼する場合
対応可能な範囲 室内の給電設定変更、配線の差し直し、ベランダ等の手が届く範囲の軽微な確認 屋根上や高所のアンテナ調整、本体交換、ブースター交換、屋外隠蔽配線の修理など全般
かかる費用 0円〜数千円(ケーブル代など実費のみ) 現場の状況や故障内容により要見積もり(高所作業費や部材費など)
メリット 費用がかからず、即座に試せる 専用計測器による確実な施工、安全の確保、アフター保証がある
リスク・デメリット 高所からの転落事故、向きがさらにズレる、配線ショートなどの二次災害 修理費用が発生する、業者の手配と立ち会いが必要

コンバーターの故障が疑われる症状はBSアンテナのコンバーター故障の見分け方にまとめています。

室内で今すぐできる受信レベル0の対処法

高所に登る危険を冒さず、室内の機器操作だけで試すことができる具体的な復旧手順を紹介します。まずはこれらを順に試してみてください。

テレビやレコーダーのアンテナ電源設定をオンにする

テレビのリモコンを操作し、アンテナへの電源供給を有効にします。主要メーカーの手順は以下の通りです。

シャープ(AQUOS)

「ホーム」または「メニュー」>「設定」>「放送受信設定」>「BS・CS設定」>「電源・受信確認」>「アンテナ電源」を「入」にする。

ソニー(BRAVIA)

「ホーム」>「設定」>「放送受信設定」>「衛星放送受信設定」>「アンテナ給電」を「入」にする。

パナソニック(VIERA)

「メニュー」>「設定」>「初期設定」>「設置設定」>「アンテナ設定」>「BS・110度CSアンテナ電源」を「オン」にする。

レコーダーを経由してテレビに接続している場合は、レコーダー側のアンテナ電源設定も同様に確認してください。どちらか一方からの給電が有効になっていればアンテナは動作します。ブースターがある家での電源の考え方はBSアンテナの電源供給とテレビの設定方法で詳しく解説しています。

アンテナケーブルの再接続と配線の確認

壁面の端子からテレビ背面に至るまでのケーブルを一度全て抜き、端子の中心にある金属の芯線が折れ曲がっていないか確認した上で、しっかりと奥まで差し込み直します。ネジ式(F型接栓)のプラグは手で回して緩みがないよう確実に締め込んでください。また、分配器や分波器(地デジとBS/CSを分ける器具)の接続が「地デジ」と「BS/CS」で逆になっていないかも再点検しましょう。

テレビや周辺機器の再起動・リセット操作

テレビ内部の制御ソフトウェアが一時的なエラーを起こし、受信レベルを正常に読み取れていないケースもあります。テレビの電源をリモコンでオフにした後、主電源を切り、コンセントプラグをコンセントから抜いてください。そのまま2〜3分放置して放電させた後、再度プラグを差し込んで電源を入れ直します。このリセット操作だけで不具合が解消されることも珍しくありません。

ブースターを設置しているのにレベルが0のままという場合はブースターがあるのにアンテナレベル0?原因の見分け方と正しい対処法、増幅器の選び方はBSアンテナの増幅器(ブースター)の選び方をご覧ください。

自力調整をおすすめしない理由と専門業者への修理依頼

室内の配線や設定を見直しても受信レベル0が改善しない場合、屋外のアンテナ本体や配線、高所の設備に問題が生じています。この段階での自力解決は非常に難易度が高く、危険を伴います。

BSアンテナの角度調整はミリ単位の精度が求められる

BSアンテナの方向調整は、地上デジタル放送用のアンテナとは比較にならないほどシビアです。仰角(上下の角度)と方位角(左右の角度)の両方が衛星の正確な位置と一致していなければ、電波を一切キャッチできません。数ミリ角度が狂うだけで受信レベルが跳ね上がったり0になったりするため、テレビ画面の数値を見ながら2人体制で声を掛け合って作業しても、最適な角度を見つけ出すのは至難の業です。専門業者は電波の強度と品質をリアルタイムで瞬時に測定できる「レベルチェッカー」という専用機器を用いて調整を行うため、確実に最高の状態へ合わせることができます。

屋根上やベランダ高所作業における転落事故の危険性

アンテナの多くは屋根の上、破風板、外壁の高所、あるいはベランダの手すり外側に設置されています。脚立や梯子を使って身を乗り出したり、傾斜のある屋根に登ったりする作業は、命に関わる転落事故につながる重大な危険があります。毎年、アンテナの自力修理や台風後の点検を行おうとして高所から転落する事故が後を絶ちません。安全器具や専門技術を持たない一般の方が屋根に登る行為は絶対に避けてください。

アンテナ修理・交換を業者に依頼する際の流れと費用相場

業者に修理を依頼する場合、まずは電話やWebフォームから現状の症状(BSのみレベル0、全室か特定部屋か、天候の変化など)を伝えて問い合わせます。その後、現地調査にてアンテナ専門のプロが電波測定を行い、原因を特定した上で正確な見積もりが提示されます。費用は、アンテナが設置されている場所の高さや周辺環境、本体の交換が必要か、向き調整や配線修理のみで済むかによって大きく変わります。おおよその目安は次のとおりです。

作業内容費用の目安
BSアンテナの向きの調整5,000〜20,000円前後
ケーブルの交換や端子の修理8,000〜20,000円前後
ブースターや電源部の交換15,000〜30,000円前後
BSアンテナ本体の交換(4K8K対応品)20,000〜35,000円前後

屋根の勾配がきつい・3階建てなどの場合は高所作業費が加わることがあります。現地調査で見積もりを取り、作業内容と金額に納得した上で正式に依頼するのが確実です。

マンションで同様の症状が出た場合はマンションで地デジのアンテナレベルが突然0に!原因と対処法、本体交換になった場合の費用はBSアンテナの交換費用相場で確認できます。

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BSアンテナの受信レベル0に関するよくある質問

BSアンテナの受信トラブルに関して、多くの方が疑問に感じる点とその回答をまとめました。

地デジは映るのにBSだけ受信レベル0になるのはなぜですか

地デジとBSは電波を受信する仕組みが全く異なるためです。地デジは地上にある最寄りの電波塔から電波を受信していますが、BSは宇宙空間の静止衛星から微弱な電波を受信しています。アンテナ本体も別物であり、BSアンテナには専用の電源供給(給電)が必要不可欠です。そのため、「地デジアンテナや配線は無事だが、BSアンテナの給電が切れている」「BSアンテナだけ向きがズレた」「BSアンテナ専用のコンバーターが壊れた」といった場合に、地デジは問題なく映りBSだけがレベル0になります。

天気が回復しても受信レベルが0のまま戻らない場合はどうすべきですか

豪雨や大雪などの悪天候が去った後もレベル0のままである場合、強風によってアンテナの向きが物理的に動いてしまったか、積雪の重みで固定金具が曲がってしまった可能性が高いです。また、強風で煽られたケーブルが断線したか、雨水が劣化した配線内部に入り込みショートを起こしているケースもあります。自然に復旧する見込みは極めて低いため、アンテナ専門業者へ点検を依頼してください。

マンションやアパートでBSが映らない場合はどこに連絡すればいいですか

集合住宅にお住まいで、自室のベランダに個人用アンテナを取り付けていない場合は、建物全体の「共聴設備」から電波が供給されています。この場合、室内の配線や給電設定を確認しても直らなければ、建物の共有ブースター故障や屋上アンテナのトラブルが疑われます。個人で勝手に共有設備の修理を手配することはできないため、マンションの管理会社や大家さん、管理組合へ速やかに連絡し、点検を手配してもらってください。

ブースターの故障かどうかを見分ける方法はありますか

戸建て住宅で複数のテレビすべてでBSがレベル0になり、かつ室内配線に問題がない場合、ブースター関連のトラブルが疑われます。ブースターの電源供給器(通常は情報分電盤や屋根裏、メインテレビの裏などに設置されています)の通電ランプを確認してください。通常は緑色などに点灯していますが、ランプが消灯している場合は電源プラグの抜けや機器の故障、赤色点滅などの異常を示している場合は配線のショートが考えられます。高所にある屋外本体の点検や本体交換には危険が伴うため、プロへの相談をおすすめします。

まとめ

BSのアンテナレベルが突然0になったら、まず全チャンネルが0か一部だけかを見て、大雨や大雪の最中でないかを確かめます。次にテレビやレコーダーのBSアンテナ電源の設定と、ケーブル・分波器のつなぎ方を見直してください。ここまでは室内で安全に試せます。

それでも0のままなら、アンテナの向きのずれやコンバーター・ブースターの故障など屋外の機器が原因と考えられます。屋根の上の作業は転落の危険が大きいので自分で登らず、アンテナ工事の業者に点検と見積もりを頼むのが確実です。

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この記事を書いた人

最安アンテナ工事.jp アンテナ工事担当

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