光テレビからアンテナに戻すなら、先にアンテナ工事を済ませて家じゅうのテレビが映ることを確かめ、そのあとで光テレビのテレビサービスを解約するのが基本の順番です。先に解約すると、アンテナが付くまでの間テレビが見られなくなることがあります。
費用の目安は、地デジアンテナだけなら15,000円〜45,000円程度、地デジとBS・CSの両方なら40,000円〜80,000円程度です。屋根に昔のアンテナが残っていても、そのまま使えるかは傷み具合と配線しだいなので、工事の前に一度見てもらうと無駄な出費を防げます。
※見積もりだけでもOK
光テレビからアンテナに戻す前に知っておきたい仕組み
光テレビは、光回線で届いたテレビの信号を家の中の専用の機器(光テレビ用の終端装置)で電波の形に戻し、壁のテレビ端子へ送るサービスです。家の中では、アンテナで見ていたときと同じ同軸ケーブルや分配器を使っていることが多く、テレビから見ると「アンテナの代わりに光テレビの機器から電波が来ている」状態になっています。
そのため、アンテナに戻すときにやることは、大きく分けて次の2つです。
- 屋根や外壁に、今の家で電波がしっかり受かるアンテナを用意する(新しく付ける、または残っているアンテナを直して使う)
- 家の中の配線の入り口を、光テレビの機器からアンテナの線へつなぎ替える
どちらも屋根の上や屋根裏、分配器のある場所での作業になるので、アンテナ工事業者に頼むのが一般的です。なお、光回線のインターネットは、テレビサービスだけを解約しても使い続けられる契約が多いですが、セット割引が変わることもあるので契約先に確認してください。
光テレビとアンテナのどちらが合うか迷っている場合
月額料金をなくしたいのか、専門チャンネルを見続けたいのかで、向いている方法は変わります。まだ迷っている段階なら、光テレビとアンテナどっちがお得?費用総額と向いている人を比較で10年ほどの費用総額を比べてから決めると、あとで後悔しにくくなります。
工事が先で解約が後になる理由と段取り
光テレビを先に解約すると、光テレビの機器から電波が来なくなった時点で、アンテナのない家ではテレビが映らなくなります。アンテナ工事は申し込みから工事日まで日数がかかることがあり、雨や強風の日は屋根の作業が延期になることもあります。テレビが見られない期間を作らないためにも、アンテナで映ることを確かめてから解約しましょう。
| 順番 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 光テレビの契約内容を確かめる | 解約金がかかるか、インターネットとのセット割引が変わるか、返す機器は何かを見る |
| 2 | アンテナ工事業者に現地調査と見積もりを頼む | 電波の強さ、残っているアンテナが使えるか、家の配線をそのまま使えるかを見てもらう |
| 3 | アンテナ工事と配線のつなぎ替え | 工事の日に配線をアンテナ側へつなぎ替え、すべての部屋のテレビとレコーダーで映りを確かめる |
| 4 | 光テレビのテレビサービスを解約する | アンテナで映ることを確かめてから申し込む。手続きの方法は契約先に確認する |
| 5 | 貸し出された機器を返す | 返し方と期限は契約先の案内に従う。機器を返しただけでは解約にならないことが多い |
| 6 | テレビとレコーダーの設定をし直す | 地デジの初期スキャンをやり直し、録画予約のチャンネルも確かめる |
工事から解約までの数日から数週間は、光テレビの月額料金とアンテナ工事の費用が重なります。テレビが見られない期間をなくすための重なりと考えておくとよいでしょう。料金がいつまでかかるか(日割りになるか)は契約先によって違います。
「月末で解約したいので早めに工事をしてほしい」「見積もりのあとに料金が増えるのは困る」という場合は、即日対応していて見積もり後の追加料金がない業者に相談すると段取りが組みやすくなります。
※工事後のチャンネル設定まで対応
屋根に残っている古いアンテナは使える?
光テレビに切り替えたときにアンテナを撤去せず、屋根に残したままの家も多くあります。残っているアンテナを使えれば費用を抑えられますが、そのまま使えるとは限りません。
| アンテナの状態 | 使えるかの目安 |
|---|---|
| 地デジ用で設置から数年、錆や傾きがない | 向きの調整や配線のつなぎ直しで使えることが多い |
| 設置から10年以上たっている、錆が目立つ | 受信の力が落ちていることが多く、交換したほうが安心 |
| 傾いている、支線(ワイヤー)が緩んでいる | そのまま使うのは危ない。付け直しか交換が必要 |
| 地デジ化の前のアナログ用アンテナ | 地デジの電波を受けるのに向かないため、地デジ用のアンテナに交換する |
| アンテナからの線が屋根や外壁で切られている | アンテナが使えても、線の引き直しが必要 |
地上から見ただけでは判断しにくい
屋外のアンテナは、一般的に10年から15年ほどが交換の目安と言われています。使っていない間は手入れをしないので、見た目より傷みが進んでいることもあります。錆や金具の緩みは屋根に上がらないと分からないことが多く、受信の強さも測定器で測らないと分かりません。現地調査のときに「残っているアンテナを使えるか」を見てもらい、使える場合と交換する場合の両方の見積もりを出してもらうと比べやすくなります。
使わないアンテナは同じ日に撤去すると無駄がない
新しいアンテナを付けることになったら、古いアンテナは同じ日に撤去してもらうと出張費が一回分で済みます。使わないアンテナを残すことのリスクは光テレビに切り替えたらアンテナは撤去する?放置のリスクと撤去費用で詳しく紹介しています。
家の中の配線とテレビ端子はどうなる?
光テレビをやめても、壁のテレビ端子や壁の中の同軸ケーブルは、多くの場合アンテナでもそのまま使えます。ただし、次の点はアンテナ工事のときに業者に確かめてもらう必要があります。
光テレビの機器をどこにつないでいたか
光テレビの機器から出た線は、分配器やブースターにつながって各部屋へ分かれていることが一般的です。アンテナに戻すときは、この線を外してアンテナからの線をつなぎ直します。分配器が屋根裏や収納の奥、外壁の箱の中にある家も多いので、工事の前に「光テレビの機器がどこにあり、線がどこへ向かっているか」を業者に見てもらうと作業が早く進みます。光テレビの機器は契約先の持ち物のことが多いので、返すまで外した機器は大切に保管しておきましょう。
ブースターが必要になることがある
アンテナで受けた電波は、テレビの台数が多いと各部屋に届くまでに弱くなることがあります。テレビが3台以上ある家や、電波が弱めの地域では、電波を強めるブースターが必要になる場合があります。光テレビにしたときにブースターを外していることもあるので、見積もりの段階で確認しておきましょう。
端子が足りない部屋や映らない部屋がある場合
光テレビの工事のときに一部の部屋の配線を変えている家もあります。アンテナに戻したあと特定の部屋だけ映らないときは、その部屋の配線や分配器のつなぎ方が原因のことがあるので、工事をした業者に見てもらうのが近道です。
光テレビでBS・CSを見ていた場合
光テレビでは、地デジとあわせてBSや110度CSの放送も見られる契約が多くあります。アンテナに戻したあともBS・CSを見たいなら、地デジのアンテナとは別にBS・CSアンテナ(パラボラアンテナ)も必要です。
| 戻したあとに見たい放送 | 必要なアンテナ | ほかに確かめること |
|---|---|---|
| 地デジだけ | 地デジアンテナ | テレビとレコーダーの初期スキャン |
| 地デジと無料のBS放送 | 地デジアンテナとBS・CSアンテナ | 南西の空が開けた設置場所があるか |
| BS・CSの有料チャンネル | 地デジアンテナとBS・CSアンテナ | 見たいチャンネルの放送事業者と別に視聴契約が必要か |
| BS・CSの4K8K放送 | 4K8K対応のBS・CSアンテナ | 家の配線や分配器が4K8Kの周波数に対応しているか |
光テレビの契約で見ていた専門チャンネルは、解約すると見られなくなることがあります。アンテナに戻したあとも見たいチャンネルがあるなら、同じチャンネルがBS・CSで放送されているか、別の契約が必要かを先に調べておきましょう。BS・CSアンテナは地デジアンテナと同じ日に付けてもらうと、配線をまとめて済ませられます。
光テレビからアンテナに戻す費用の相場
費用は、新しくアンテナを付けるか残っているアンテナを使うか、アンテナの種類と本数、ブースターや配線の工事が必要かで変わります。下の表は、複数のアンテナ工事業者や工事費用の情報サイトをもとにした一般的な目安です。実際の金額は業者や家の状況によって異なるので、見積もりで総額を確かめてください。
| 工事の内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 地デジアンテナ(八木アンテナなど)の設置 | 15,000円〜45,000円程度 |
| 地デジのデザインアンテナの設置 | 20,000円〜60,000円程度 |
| BS・CSアンテナの設置 | 17,000円〜35,000円程度 |
| 地デジアンテナとBS・CSアンテナのセット | 40,000円〜80,000円程度 |
| 残っているアンテナの向きの調整や配線のつなぎ直し | 業者により異なる(点検の内容によって変わる) |
| ブースターの追加や交換 | 業者により異なる(セット料金に含まれることもある) |
| 使わない古いアンテナの撤去 | 5,000円〜20,000円程度 |
このほかに、光テレビ側の解約金がかかる場合があります。こちらは契約先と契約期間によって違うので、アンテナ工事の見積もりと合わせて総額で考えておきましょう。
費用を抑えるコツ
- 残っているアンテナが使えるかを見てもらい、使える場合と交換する場合の見積もりを両方出してもらう
- BS・CSも見るなら、地デジアンテナと同じ日にまとめて付けてもらう
- 古いアンテナの撤去も新しいアンテナの工事と同じ日に頼み、出張費を一回分にする
- 見積もりは、アンテナ本体だけでなくブースターや配線、撤去まで含めた総額で比べる
ケーブルテレビからアンテナに切り替える場合も、順番や費用の考え方はほぼ同じです。ケーブルテレビの場合の注意点はケーブルテレビ解約のアンテナ工事はいつ?映らない期間を防ぐ順番と費用にまとめています。
光テレビからアンテナに戻すときにおすすめのアンテナ工事業者
光テレビからアンテナへの切り替えを相談しやすい業者を紹介します。どの業者も見積もりを見てから依頼するかどうかを決められるので、残っているアンテナを使えるかと総額を確かめてから申し込みましょう。
街角アンテナ工事相談所
- スマホから希望条件を選ぶだけで最短で来られる業者をシステムが自動選定
- 自分で複数業者へ相見積もりを取る手間を省き最安値クラスの施工を素早く実現
- ホームページ上に基本料金が分かりやすく明記されており予算が立てやすい
| 受付時間 | 24時間 365日対応 |
|---|---|
| 支払い方法 | 現金、PayPay、クレジットカード |
自分で色々な業者に電話をかけて比較する手間を省きシステムが一番早くて条件の良い業者をマッチングしてくれます。WEBからの申し込みに特化しているため余計な経費がかからず工事費用全体も安く抑えられる仕組みです。仕事が忙しくて手っ取り早く適正価格で工事を済ませたいという効率重視の方にぴったりなサービスです。
アンテナ110番
- 24時間365日いつでも繋がるコールセンターで夜間でも即座に相談可能
- 事前の見積もりから一切の追加料金が発生しない明朗会計ルールで安心
- 東証上場企業のネットワーク網で日本全国どこでも素早く手配可能
| 受付時間 | 24時間365日対応 |
|---|---|
| 支払い方法 | 現金、クレジットカード払い |
上場企業が運営する巨大な受付網により深夜や早朝でも時間を問わず一番早く対応できる地元の業者を即座に手配してくれます。最大の魅力は見積もり後の追加料金ゼロを本部が徹底している点で当日になって予算オーバーする心配がありません。全国で均質なサービスを受けられるため初めての業者選びでも安心して任せられる安定感があります。
アンテナドクター
- 外注を使わない完全自社施工により余計な費用をカットした適正な安さを実現
- 熟練の専属職人が直接担当するため家の外壁や外観を損ねない美しい仕上がり
- 見積もりから工事まで連携がスムーズで待ち時間が発生しない圧倒的なスピード感
| 受付時間 | 24時間365日対応 |
|---|---|
| 支払い方法 | 現金、銀行振込、クレジットカード、PayPay |
間に別の業者を挟まない完全自社施工のため余分な費用が上乗せされず純粋な工事費用のみで安く抑えられます。技術力の高い本職の電気職人が直接伺うため外壁に合わせた配線隠しなど見栄えの良さも抜群です。受付から工事まで連携がスムーズで待たされることがなく安さと仕上がりの美しさを両立したい方に間違いのない選択肢となります。
まとめ
光テレビからアンテナに戻すときは、順番を守ればテレビが見られない期間を作らずに切り替えられます。
- アンテナ工事を先に済ませ、すべての部屋で映ることを確かめてから光テレビのテレビサービスを解約する
- 解約金やインターネットとのセット割引、返す機器は、先に契約先へ確認しておく
- 屋根に残っているアンテナは、傷み具合と配線しだいで使えることもある。使える場合と交換する場合の両方の見積もりを取る
- 家の中の配線は多くの場合そのまま使えるが、光テレビの機器からアンテナの線へのつなぎ替えとブースターの要否は業者に見てもらう
- BS・CSも見たいなら、地デジとは別にBS・CSアンテナが必要
- 費用の目安は地デジだけで15,000円〜45,000円程度、BS・CSとのセットで40,000円〜80,000円程度
今の家でアンテナの電波がしっかり受かるか、残っているアンテナが使えるかは、現地で調べてもらうのが一番確実です。解約日を決める前に、現地調査と見積もりが無料の業者に相談してみましょう。
※見積もりだけでもOK








