デザインアンテナの色は、メーカーと機種によって2〜5色から選べます。日本DXアンテナ(旧DXアンテナ)の平面アンテナはオフホワイト・グレー・ライトブラウン・ブラックブラウン・ブラックの最大5色、マスプロ電工のスカイウォーリーはウォームホワイト・ベージュ・ブラックの3色です。
選び方の基本は、取り付ける外壁の色にいちばん近い色を選ぶことです。色の違いで受信の性能は変わらないため、見た目で決めてかまいません。ただし、型番によって選べる色が少ないことや、業者によって在庫している色が違うことがあるので、希望の色は見積もりのときに伝えておきましょう。
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デザインアンテナの色はメーカーごとに決まっている
デザインアンテナは、家の外壁やベランダに取り付ける薄い箱型の地デジアンテナです。屋根の上に立てる八木式アンテナと違って家の正面から見える位置に付くことが多いため、各メーカーは外壁になじむように複数の色を用意しています。
色の名前や数はメーカーごとに違います。2026年10月時点で、メーカーの公式サイトの製品情報で確かめられた色をまとめると次のとおりです。
| メーカーとシリーズ | 選べる色 |
|---|---|
| 日本DXアンテナ UHF平面アンテナ(20素子相当 UAH201) | オフホワイト・グレー・ライトブラウン・ブラックブラウン・ブラック |
| 日本DXアンテナ UHF平面アンテナ(26素子相当 UAH261) | オフホワイト・グレー・ブラックブラウン・ブラック |
| マスプロ電工 スカイウォーリー(20素子相当・26素子相当) | ウォームホワイト・ベージュ・ブラック |
| マスプロ電工 スカイウォーリー(垂直偏波用・小型のミニ) | ウォームホワイト・ブラック |
どのメーカーも、白・茶色・黒の系統がそろっていて、たいていの外壁にはどれかが合うようになっています。素子数(受信する力の目安)やブースターを内蔵しているかどうかで型番が分かれ、型番ごとに選べる色の数が変わる点には注意が必要です。
メーカー別のデザインアンテナの色の種類
ここからは、メーカーごとの色の特徴をもう少しくわしく見ていきます。どちらのメーカーの製品を使うかは、業者が電波の強さや取り付ける場所に合わせて選ぶことが多いので、色の候補を知っておくと相談がしやすくなります。
日本DXアンテナは最大5色
日本DXアンテナは、DXアンテナが社名を変えたアンテナメーカーです(2026年10月に公式サイトでお知らせ)。地デジ用のUHF平面アンテナ「デジキャッチシリーズ」は、オフホワイト・ライトブラウン・ブラックブラウン・ブラックに、2025年12月に発売されたグレーが加わり、最大5色の展開になりました。
5色すべてがそろうのは20素子相当のUAH201で、電波の弱い地域向けの26素子相当のUAH261は、ライトブラウンをのぞく4色です。メーカーの公式サイトでは、ベージュの外壁にはライトブラウンが合うと案内されています。
マスプロ電工のスカイウォーリーは3色
マスプロ電工の壁面取付用の地デジアンテナ「スカイウォーリー」は、住宅の外壁の色に合わせて選べるウォームホワイト・ベージュ・ブラックの3色です。本体には太陽の光の反射をおさえるマット処理がされていて、外壁の上で光って目立つことが少なくなっています。
20素子相当と26素子相当の型番は、ブースター内蔵型も3色から選べます。一方で、垂直偏波用の型番と、シリーズでいちばん小さいミニは、ウォームホワイトとブラックの2色です。
型番によって選べる色が少ないことがある
デザインアンテナは、同じシリーズでも素子数やブースターの有無、電波の向き(水平偏波か垂直偏波か)で型番が分かれています。電波の強さによって使える型番が決まると、その型番にない色は選べません。たとえば電波が弱い地域で26素子相当が必要になると、日本DXアンテナではライトブラウンが選べなくなります。色にこだわりがある場合は、どの型番が使えそうかを先に業者に確かめてもらいましょう。
外壁の色に合わせたデザインアンテナの色の選び方
デザインアンテナを目立たなくするいちばんの方法は、取り付ける面の外壁と同じ系統の色を選ぶことです。外壁の色ごとに、合わせやすいアンテナの色の例をまとめました。
| 外壁の色 | 合わせやすいアンテナの色 |
|---|---|
| 白・アイボリー | オフホワイト・ウォームホワイト |
| ベージュ・クリーム | ライトブラウン・ベージュ |
| グレー・コンクリート調 | グレー |
| こげ茶・木目調 | ブラックブラウン |
| 黒・濃い紺・ガルバリウムの黒 | ブラック |
取り付ける面の外壁の色で選ぶ
家全体の印象ではなく、アンテナを付ける面の色に合わせるのがポイントです。外壁を2色以上で塗り分けている家では、正面と側面で色が違うことがあります。デザインアンテナは電波が届く方角の壁に付けるので、どの面に付くかがわかってから色を決めると失敗がありません。
ちょうど合う色がないときは近い明るさで選ぶ
外壁とまったく同じ色のアンテナはないことが多いので、色味よりも明るさが近い色を選ぶと遠くから見たときになじみやすくなります。明るい外壁には白系、中くらいの明るさには茶色やグレー、濃い外壁には黒やこげ茶というように考えると選びやすいです。
窓枠や雨どいの色に合わせる方法もある
アンテナを窓の近くや軒下に付ける場合は、外壁ではなく窓のサッシや雨どい、軒の色に合わせると一体感が出ることがあります。黒いサッシの家ならブラック、茶色のサッシならブラックブラウンというように、近くにある部材の色をそろえるのもひとつの方法です。
デザインアンテナの色を決めるときの注意点
色は見た目で選んでかまいませんが、決める前に知っておきたい点がいくつかあります。工事のあとで「思っていたのと違う」とならないように確かめておきましょう。
色で受信の性能は変わらない
メーカーの製品情報では、同じ型番なら色が違っても受信の性能は同じ数値になっています。黒だから映りが悪い、白だから電波をよく受けるということはありません。性能の差が出るのは色ではなく、素子数やブースターの有無、取り付ける位置です。
色より設置する場所の電波が優先
デザインアンテナは八木式アンテナより受信する力が控えめなので、電波の届く方角や高さを優先して取り付ける場所が決まります。目立たない面に付けたくても、電波が足りなければその面には付けられません。家の外観とのバランスは、場所が決まってから色で整えると考えておくと安心です。デザインアンテナが向いていない家の条件はデザインアンテナのデメリットを解説した記事で紹介しています。
BS・CSアンテナの色もそろえる
デザインアンテナは地デジ専用なので、BS・CS放送も見るなら別にBS・110度CSアンテナを付けます。BS・CSアンテナにも白と黒があり、デザインアンテナと同じ面に付けるなら色をそろえると見た目がまとまります。黒いBSアンテナを選ぶときの注意点はBSアンテナの黒のデメリットを解説した記事にまとめています。
業者によって在庫している色が違う
アンテナ工事の業者は、すべてのメーカーのすべての色を在庫しているわけではありません。在庫にない色を希望すると、取り寄せに日数がかかったり、ほかのメーカーの近い色を提案されたりすることがあります。見積もりを頼むときに、外壁の色と希望の色を伝えて、その色で工事ができるか、工事日がいつになるかを確かめておきましょう。
デザインアンテナの費用相場
デザインアンテナの費用は、色ではなく工事の内容で決まります。色によって工事費が変わることはふつうなく、差が出るとしても本体の販売価格くらいです。工事の内容ごとの一般的な目安は次のとおりで、地域や家の形、業者によって金額には幅があります。
| 工事の内容 | 費用の目安(本体・工事費込み) |
|---|---|
| デザインアンテナの新規設置(地デジのみ) | 20,000円〜60,000円程度 |
| 八木式アンテナからデザインアンテナへの交換(撤去込み) | 25,000円〜70,000円程度 |
| デザインアンテナとBS・CSアンテナを同時に設置 | 40,000円〜90,000円程度 |
| ブースターを一緒に付ける場合の追加分 | 10,000円〜30,000円程度 |
外壁に取り付けるときは、金具を固定するために外壁にビスの穴をあけることが多く、穴のまわりの防水処理も工事の大事な作業です。外壁材ごとの注意点はテレビアンテナを外壁に付けるときの注意点を解説した記事で紹介しています。
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デザインアンテナの色を相談しやすいおすすめのアンテナ工事業者
外壁に合う色のデザインアンテナを付けたいなら、見積もりのときに色の希望を聞いてくれて、電波の強さに合う型番とあわせて提案してくれる業者を選ぶと安心です。たとえばアンテナドクターは5色のデザインアンテナを扱っています。デザインアンテナの工事を相談しやすい業者を紹介します。
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デザインアンテナの色でよくある質問
黒いデザインアンテナは汚れが目立ちませんか?
白い外壁に黒いアンテナを付けると、アンテナそのものが目立ちやすくなります。反対に、黒や濃い色の外壁なら黒がいちばんなじみます。汚れの目立ち方を気にするより、取り付ける面の外壁の色に合わせるほうが、全体の見た目はすっきりします。
あとからアンテナの色を変えられますか?
デザインアンテナの色は本体の色なので、色を変えたいときは別の色の本体に付け替えることになります。外壁の塗り替えで色が変わる場合は、塗装の工事に合わせてアンテナの交換も相談すると、足場があるうちに作業でき、見た目もそろえやすくなります。
希望の色が選べないと言われたらどうすればいいですか?
電波の強さに合う型番にその色がない場合や、業者に在庫がない場合は、近い色をほかのメーカーの製品から探してもらえることがあります。どうしても色を優先したいときは、別の型番で受信できるか、取り寄せにどれくらいかかるかを確かめてから決めましょう。
まとめ
デザインアンテナの色のポイントをまとめます。
- 日本DXアンテナの平面アンテナは最大5色から選べる
- マスプロ電工のスカイウォーリーは3色から選べる
- 取り付ける面の外壁の色に近い色を選ぶ
- 色で受信の性能や工事費は変わらない
- 型番や業者の在庫で選べる色が限られることがある
デザインアンテナが付けられるか、どの型番が使えるかは、家の場所の電波の強さで決まります。外壁に合う色で付けられるかを知るいちばんの近道は、現地で電波を測ってもらうことです。まずは無料の見積もりで、希望の色と総額を確かめてみましょう。
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