「BSアンテナには45や60などのサイズがあるけれど、うちはどれを選べばいいの?」「大きいほうがよく映るなら交換したほうがいい?」と迷っていませんか。
結論から言うと、一般的な戸建てなら45形(有効径45cm)で足りることがほとんどです。50形・60形・75形と大きくなるほど電波を集める力は上がり、大雨のときに途切れにくくなりますが、そのぶん重く、本体代と取り付けの手間も増えます。大きめを検討したいのは、大雨のたびに映らなくなる家や、本州から離れた地域・離島などで受信の余裕を持たせたい場合です。サイズは地域だけで決めず、設置場所で受信レベルを測って決めるのが確実です。
※見積もりだけでもOK
BSアンテナのサイズの種類と「45形」の意味
BS・110度CSアンテナは、お皿のような反射鏡で衛星からの電波を集めるパラボラ型のアンテナです。製品名や型番に付いている「45」「50」「60」「75」などの数字が、アンテナのサイズを表しています。
数字はお皿の「有効径」をcmで表したもの
「45形」「45cm型」といった表記は、電波を集める面の大きさ(有効径)がおよそ45cmという意味です。家庭用でいちばん多く使われているのが45形で、家電量販店やアンテナ工事業者の標準プランも45形を前提にしていることが多くなっています。
家庭用のBSアンテナは、お皿の正面ではなく少し下側にコンバーター(電波を変換する部品)が付いた形をしています。お皿はやや縦長の形をしているものが多く、メジャーで測った外寸は表記の数字より少し大きくなることがあります。
サイズごとの性能と重さの違い
メーカーが公開している製品の仕様を例に、サイズごとの違いをまとめると次のとおりです。アンテナ利得は電波を集める力の目安で、数字が大きいほど弱い電波でも受信しやすくなります。
| サイズ | BSのアンテナ利得 | 本体の重さ | 取り付けられる支柱の太さ |
|---|---|---|---|
| 45形 | 約33.8dB | 約1.7kg | 直径25〜50mm |
| 50形 | 約34.8dB | 約1.8kg | 直径25〜49mm |
| 60形 | 約36.1dB | 約5.7kg | 直径38〜89.1mm |
| 75形 | 約37.9dB | 約8kg | 直径48.6〜89.1mm |
※45形・60形・75形はマスプロ電工、50形はDXアンテナの4K・8K対応品の公開仕様をもとにした例です。機種によって数値は変わります。
45形と50形は重さも取り付け方もほぼ同じですが、60形からは本体が一気に重くなり、太い支柱と頑丈な金具が必要になります。ベランダの手すりに挟んで付ける一般的な金具では対応できないことが多く、実際には「家庭用は45形か50形、60形以上は受信条件が厳しい場所や集合住宅の共同受信向け」と考えるとわかりやすいでしょう。
自宅のBSアンテナにどのサイズが合うかは、取り付ける場所と受信レベルを見てもらうのがいちばん確実です。
住んでいる地域で業者が見つからないなら
全国どこでも工事の手配ができます
- 地デジ・BSアンテナの設置工事は16,500円〜(税込)、見積もり後の追加料金なし
- 最長8年の施工保証つき
- 東証上場のシェアリングテクノロジーが運営
※工事後のチャンネル設定まで対応
大きいサイズのBSアンテナのメリットとデメリット
「大きいほどよく映る」は半分正しく、半分は注意が必要です。大きくすることで得られるものと、増える負担を整理しておきましょう。
メリットは大雨のときに途切れにくくなること
BS放送の電波は、強い雨や雪が降ると雨粒に吸収されて弱くなります(降雨減衰)。お皿が大きいほど多くの電波を集められるので、受信レベルに余裕ができ、45形では映らなくなる程度の雨でも映り続けることがあります。
ただし、大きくしても激しい雷雨やゲリラ豪雨のときに映らなくなることを完全に防げるわけではありません。「途切れる回数や時間が減ることがある」くらいに考えておくのが現実的です。
デメリットは重さと風の影響が大きくなること
60形以上になると本体の重さは45形の3倍以上になり、受ける風の力も大きくなります。メーカーの仕様では、45形より60形・75形のほうが、強風で向きがずれても元に戻れる風速(復元可能風速)が低く書かれている製品もあります。大きいアンテナほど、しっかりした支柱と固定が欠かせません。
本体代が上がり在庫も少ない
45形は種類が多く、業者も在庫していることがほとんどです。一方で60形・75形は本体価格が高く、取り寄せになることも多いため、工事日が先になる場合があります。黒など色付きの機種も45形が中心で、大きいサイズでは選べないことがほとんどです。
ベランダでは付けにくく目立ちやすい
大きいお皿は、ベランダの手すりに付けると圧迫感があり、外から見ても目立ちます。手すりの強度が足りず、屋根の上や外壁に付け替えることになると、そのぶん工事費も上がります。
| 比べる点 | 45形・50形 | 60形・75形 |
|---|---|---|
| 受信の余裕 | 一般的な地域なら十分 | 大きく、雨で途切れにくくなることがある |
| 重さ | 約2kg前後 | 約5〜8kg |
| 取り付け場所 | ベランダ・外壁・屋根の上 | 屋根の上や頑丈な支柱が中心 |
| 本体代と在庫 | 安く在庫も多い | 高く取り寄せになりやすい |
| 見た目 | 目立ちにくい | 目立ちやすい |
地域や家の条件で変わるBSアンテナのサイズの目安
BS放送は、赤道上空の東経110度にある放送衛星から日本全国に向けて送られています。山や建物の影響を受けにくく、本州・四国・九州のほとんどの地域では45形で受信できるように考えられています。
一方で、本州から離れた地域や雨の多い地域では、受信の余裕を持たせるために大きめのアンテナを使うことがあります。アンテナ工事業者の解説では、北海道や沖縄、離島などで50形以上が使われることがあると紹介されています。なお、メーカーの公式情報で地域ごとの推奨サイズを一覧にしたものは確認できなかったため、次の表はあくまで目安です。
| 地域・家の条件 | サイズの目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 本州・四国・九州の一般的な戸建て | 45形 | 南西の空が開けていれば多くの場合これで足りる |
| 大雨や雷雨のたびに映らなくなる家 | 50形〜60形を検討 | 先に向きや配線の不具合がないかを確認する |
| 北海道・沖縄・離島など | 50形以上を使うことがある | 地元の業者に受信レベルを測ってもらう |
| 台風や強風が多い地域 | サイズより固定の強さを優先 | 耐風性の高い機種や支線での補強を相談する |
| マンション・アパート | 共用設備しだい | 共同受信なら管理会社や大家さんに確認する |
同じ地域でも、南西方向に建物や木があるか、ブースターや分配器で何部屋に分けているかによって必要な受信レベルは変わります。「隣の家は60形だからうちも」と決めず、自宅の設置場所で測ってもらいましょう。
今付いているBSアンテナのサイズを確かめる方法
交換や買い足しを考えるときは、まず今のアンテナが何形なのかを確認しておくと、業者との相談がスムーズになります。
1. 型番のシールを見る
BSアンテナには、お皿の裏側やコンバーターの近く、取り付けアームなどに型番のシールが貼られていることが多くあります。型番の中に「45」「50」「60」などの数字が入っていれば、それがサイズを表していることがほとんどです。説明書や保証書が残っていれば、そちらにも書かれています。
2. お皿の横幅をおおよそ見る
型番がわからない場合は、ベランダなど安全に手が届く場所に限り、お皿の横幅をメジャーで測ってみます。45cm前後なら45形、60cm前後なら60形と考えてよいでしょう。前に書いたとおり、外寸は表記の数字より少し大きくなることがあります。
屋根の上に付いている場合は、自分で上って確かめるのは危険です。業者に見積もりを頼むときに一緒に確認してもらいましょう。
サイズを大きくする前に確認したいこと
「映りが悪いから大きいアンテナに替えたい」という相談は多いのですが、原因がほかにあると、サイズを大きくしても改善しないことがあります。交換の前に、次のような点を確かめておきましょう。
- 台風や強風のあとでアンテナの向きがずれていないか
- 南西の方向に新しい建物や伸びた木がないか
- ケーブルや接栓がサビたり傷んだりしていないか
- ブースターや分配器が古く故障していないか
- テレビのBSアンテナ電源の設定が正しいか
とくに「雨がやんでも映らない」「晴れていても時々映らない」という場合は、サイズよりも向きや配線の不具合が疑われます。大雨のときに映らなくなる原因と対策は大雨でBSアンテナが映らない原因と雨がやんでも戻らない時の対策で詳しく解説しています。
4K・8K放送を見たいならサイズより対応品かどうか
新しい4K・8K衛星放送の一部のチャンネルを見るには、右旋・左旋の両方に対応したアンテナが必要です。これはサイズではなく機種の対応の問題で、45形でも対応品なら受信できます。古いアンテナを交換するときは、サイズにかかわらず4K・8K対応品を選んでおくと安心です。
110度CSも同じアンテナで受信できる
いま販売されている家庭用のBS・110度CSアンテナは、1台でBSと110度CSの両方を受信できます。CSのために大きいアンテナや別のアンテナが必要になるのは、別の衛星から送られている一部の専門チャンネルを見る場合です。BSとCSのアンテナの違いはBSとCSアンテナの違いとは?CSに別のアンテナは必要か・設置費用でまとめています。
BSアンテナの交換・サイズ変更の費用相場
BSアンテナの交換費用は、サイズだけでなく、取り付ける場所や古いアンテナの処分、配線機器の交換が必要かどうかで変わります。複数の料金情報をもとにした目安は次のとおりです(業者・地域・現場の条件で前後します)。
| 工事の内容 | 費用の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 45形への交換・設置(本体込み) | 約16,000円〜35,000円 | ベランダや外壁に付ける場合の目安 |
| 50形〜60形など大きめのアンテナへの交換 | 約25,000円〜45,000円 | 60形以上は本体代や金具代で上がりやすい |
| アンテナの向きの再調整だけ | 約8,000円〜15,000円 | ずれが原因なら交換しなくて済むことがある |
| 古いアンテナの撤去・処分 | 交換とセットで無料〜5,000円程度 | 撤去だけを頼むと8,000円〜15,000円前後 |
| 屋根の上など高い場所での作業 | 数千円〜1万円以上の上乗せ | 足場が必要な場合は別に費用がかかる |
見積もりを比べるときは、アンテナ本体代・金具・配線・処分費まで含んだ総額で比べましょう。とくに60形以上を勧められた場合は、「なぜそのサイズが必要か」「45形や50形ではどのくらいの受信レベルになるか」を説明してもらうと、必要以上に大きなアンテナを付けずに済みます。設置場所ごとの費用や追加料金がかかるケースはBSアンテナ工事費の相場は?設置場所別の費用や追加料金の目安を解説で詳しく紹介しています。
台風や強風、落雷などの自然災害でアンテナが壊れた場合は、火災保険の対象になることがあります。ただし経年劣化による故障は対象外で、補償されるかどうかは契約内容しだいです。申請は契約者本人が保険会社に行います。
BSアンテナのサイズ選びを相談できるアンテナ工事業者
BSアンテナのサイズは、現地で受信レベルを測ってから決めるのが確実です。見積もりのときに受信レベルを確認し、サイズの理由まで説明してくれる業者を選ぶと安心です。BSアンテナの交換や新設を相談しやすい業者を紹介します。
街角アンテナ工事相談所
- スマホから希望条件を選ぶだけで最短で来られる業者をシステムが自動選定
- 自分で複数業者へ相見積もりを取る手間を省き最安値クラスの施工を素早く実現
- ホームページ上に基本料金が分かりやすく明記されており予算が立てやすい
| 受付時間 | 24時間 365日対応 |
|---|---|
| 支払い方法 | 現金、PayPay、クレジットカード |
自分で色々な業者に電話をかけて比較する手間を省きシステムが一番早くて条件の良い業者をマッチングしてくれます。WEBからの申し込みに特化しているため余計な経費がかからず工事費用全体も安く抑えられる仕組みです。仕事が忙しくて手っ取り早く適正価格で工事を済ませたいという効率重視の方にぴったりなサービスです。
アンテナ110番
- 24時間365日いつでも繋がるコールセンターで夜間でも即座に相談可能
- 事前の見積もりから一切の追加料金が発生しない明朗会計ルールで安心
- 東証上場企業のネットワーク網で日本全国どこでも素早く手配可能
| 受付時間 | 24時間365日対応 |
|---|---|
| 支払い方法 | 現金、クレジットカード払い |
上場企業が運営する巨大な受付網により深夜や早朝でも時間を問わず一番早く対応できる地元の業者を即座に手配してくれます。最大の魅力は見積もり後の追加料金ゼロを本部が徹底している点で当日になって予算オーバーする心配がありません。全国で均質なサービスを受けられるため初めての業者選びでも安心して任せられる安定感があります。
アンテナドクター
- 外注を使わない完全自社施工により余計な費用をカットした適正な安さを実現
- 熟練の専属職人が直接担当するため家の外壁や外観を損ねない美しい仕上がり
- 見積もりから工事まで連携がスムーズで待ち時間が発生しない圧倒的なスピード感
| 受付時間 | 24時間365日対応 |
|---|---|
| 支払い方法 | 現金、銀行振込、クレジットカード、PayPay |
間に別の業者を挟まない完全自社施工のため余分な費用が上乗せされず純粋な工事費用のみで安く抑えられます。技術力の高い本職の電気職人が直接伺うため外壁に合わせた配線隠しなど見栄えの良さも抜群です。受付から工事まで連携がスムーズで待たされることがなく安さと仕上がりの美しさを両立したい方に間違いのない選択肢となります。
まとめ
BSアンテナのサイズは、お皿の有効径を表す「45形」「60形」などの数字で区別されます。押さえておきたいのは次の点です。
- 一般的な戸建てなら45形で足りることがほとんど
- 大きいほど電波を集める力が上がり大雨に少し強くなる
- 60形以上は重く、頑丈な支柱と固定が必要になる
- 北海道・沖縄・離島などでは50形以上を使うことがある
- 映りが悪いときは交換の前に向きや配線を確認する
サイズ選びで迷ったら、地域や隣の家に合わせるのではなく、自宅の設置場所で受信レベルを測ってもらったうえで決めましょう。見積もりのときに、45形と大きいサイズで費用と映りがどう変わるかを比べてもらうと、納得して選べます。
※見積もりだけでもOK








