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アンテナケーブルの引き込み方法は?壁の穴あけとすき間ケーブル・費用相場

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アンテナ線の引き込み方法と費用を解説 穴あけとすき間ケーブル

屋根や外壁に付けたアンテナのケーブルを家の中に入れる方法は、主に4つあります。すでにある配管や引き込み口を使う、エアコンの配管穴に通す、壁に小さな穴を開けて通す、窓のすき間にすき間ケーブルを挟むのどれかです。

基本は「穴を開けずに通せる既存のルートを先に探し、ない場合だけ壁に穴を開ける」という順番です。穴を開ける場合は、外側の防水処理をしっかりしないと雨水が壁の中に入ります。業者に引き込み配線を頼む場合の費用は、1系統で1万〜3万円程度が目安です(距離や壁の材質で変わります)。

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アンテナケーブルを室内に引き込む4つの方法

屋外のアンテナから室内のテレビ端子やテレビまでケーブルを通すルートは、次の4つから選ぶのが一般的です。どれが使えるかは、家の造りとアンテナの位置で決まります。

方法向いている家・ケース注意点
既存の配管・引き込み口を使う新築時にテレビ用や電話用の配管(空配管)が用意されている家配管の中が詰まっていたり曲がりがきつかったりすると通せない
エアコンの配管穴に通すアンテナの近くにエアコンの室外機と配管穴がある家穴のすき間をふさぐパテを外して、通したあとに埋め直す必要がある
壁に穴を開けて通す使える既存ルートがない家防水処理が欠かせない。壁の中の柱や配線を傷つけないよう位置を選ぶ
窓のすき間ケーブルを使う穴を開けられない賃貸住宅や、ベランダのBSアンテナ細い部分で電波が弱まりやすく、窓の開け閉めで傷みやすい

既存の配管・引き込み口を使う

比較的新しい戸建てでは、建築時に外壁から室内のテレビ端子や分電盤のあたりまで、ケーブルを通すための配管が用意されていることがあります。外壁に配管の出口やカバーがあれば、そこが引き込み口です。このルートが使えれば、壁に新しく穴を開けずに済み、見た目もすっきりします。電話線用の配管などを使う方法もありますが、中に別の線が入っていて通せないこともあるため、業者に確認してもらうのが確実です。

エアコンの配管穴に通す

エアコンの配管穴は、冷媒管やドレンホースのまわりにすき間が残っていることが多く、そこにアンテナケーブルを一緒に通す方法です。穴を開けずに済むので、BSアンテナの配線でよく使われます。手順や必要な道具はBSアンテナの配線はエアコンダクトで通せる!穴あけ不要の引き込み手順と注意点で詳しく解説しています。すき間が狭くて入らない場合や、パテの埋め直しに自信がない場合は無理をしないようにしましょう。

壁に穴を開けて通す

使える既存ルートがない場合は、外壁に直径1cm前後の小さな穴を開けてケーブルを通します。業者がアンテナを新しく付けるときは、まず既存のルートが使えないかを確認し、ほかに方法がないときに穴あけを提案するのが一般的です。穴の位置と防水処理の出来で、何年か後の雨漏りのリスクが変わります。

窓のすき間ケーブルを使う

すき間ケーブルは、窓やドアのすき間に挟めるように一部を薄く平らにしたケーブルです。穴を開けずに使えるため、賃貸住宅のベランダにBSアンテナを付けるときによく選ばれます。手軽な反面、長く使い続ける設備としては弱い点があるので、次の章で注意点をまとめます。

どのルートが使えるか自分では判断しにくい場合は、アンテナの設置場所とあわせて現地で見てもらうと、穴あけが本当に必要かどうかがはっきりします。

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壁に穴を開けて引き込むときの注意点

壁の穴あけは、ケーブルを通すこと自体よりも、そのあとの雨水対策のほうが大切です。次の点を押さえておくと、見積もりのときに業者の説明が理解しやすくなります。

穴は外側が低くなるように開ける

外壁の穴は、室内側から外側に向かってわずかに下がる角度で開けるのが基本です。水平や室内側が低い角度だと、ケーブルを伝ってきた雨水が壁の中へ流れ込みやすくなります。

ケーブルを穴の手前で一度たるませる

屋外のケーブルは、穴に入る手前で一度下にたるませてから引き込みます。ケーブルを伝ってきた雨水が、たるみの一番下で落ちるので、穴のほうへ流れていきにくくなります。

すき間は防水材でふさぎ、カバーを付ける

ケーブルを通したあとの穴のすき間は、外側をシーリング材(コーキング)やパテでふさぎます。外壁用の引き込みカバーを付けると、雨が直接かかりにくくなり、見た目も整います。シーリング材は紫外線で少しずつ傷むため、ひび割れやすき間が見えてきたら補修が必要です。アンテナまわりから雨漏りしたときの考え方はテレビアンテナから雨漏り?原因と応急処置・修理の依頼先と費用にまとめています。

壁の中の柱・配線・断熱材を避ける

外壁の内側には、柱や筋かい、電気の配線、断熱材があります。位置を確かめずに穴を開けると、配線を傷つけたり、断熱材に穴を開けて結露の原因を作ったりすることがあります。また、鉄筋コンクリートの壁は専用の工具が必要で、費用も高くなりやすいです。賃貸住宅では、壁の穴あけは原状回復の対象になるため、管理会社や大家さんの許可なしに行ってはいけません。

穴を開けずに引き込むときの注意点

穴を開けない方法は手軽ですが、それぞれ弱点があります。使う前に確認しておきたいポイントは次のとおりです。

すき間ケーブルは電波が弱まりやすい

すき間ケーブルの平らな部分は、ふつうのケーブルより細く、電波が弱まりやすくなります。短いものを選び、両側のケーブルもできるだけ短くつなぐのが基本です。BS・CSの4K8K放送も見たい場合は、パッケージに「4K8K対応」「3224MHz対応」と書かれたものを選びましょう。4K8K衛星放送の一部は3224MHz付近の高い周波数を使うため、対応していない部品では映らないことがあります。

窓の開け閉めで傷みやすい

すき間ケーブルは、窓を閉めるたびにサッシに挟まれます。何年も使ううちに被覆が傷んだり、中で断線したりして、突然映らなくなることがあります。窓のすき間が少し開くため、すきま風や虫が入ることもあります。長く使う予定なら、エアコンの配管穴など別のルートも検討しておくと安心です。

屋根裏・小屋裏から下ろす方法もある

アンテナを屋根裏に設置する場合は、ケーブルを外に出さずに屋根裏から壁の中を通して室内へ下ろせることがあります。屋外に穴を開けないので雨水の心配がない一方、壁の中を通す作業は家の造りによって難しさが変わるため、業者の判断が必要です。

自分でできる範囲と業者に任せる範囲

引き込みの作業のうち、自分でやってよいのは室内側と、地面から手が届く範囲までです。目安は次の表のとおりです。

作業自分で理由
室内のテレビと壁の端子をつなぐケーブルの交換・延長できる差し替えるだけで、危険が少ない
ベランダのBSアンテナのケーブルをすき間ケーブルで室内へ入れるできる手すりから身を乗り出さない範囲なら作業しやすい
1階のエアコンの配管穴に通す条件しだいパテの埋め直しまで確実にできる場合に限る
外壁への穴あけ業者に任せる防水処理を誤ると雨漏りの原因になる
2階以上・屋根の上でのケーブル作業業者に任せるはしごや屋根からの転落の危険がある
ブースターの電源部をまたぐ配線の変更業者に任せるつなぎ方を誤ると映らなくなったり機器が故障したりする

室内のケーブルが足りないだけなら、引き込みをやり直す必要はありません。長いケーブルへの交換や中継接栓での延長で済むことが多いので、アンテナ線の延長方法は?自分でできる範囲と減衰の注意点・工事費用を確認してみてください。

アンテナケーブルの引き込み工事の費用相場

業者に引き込みを頼む場合の費用は、ケーブルの長さ、穴を開けるかどうか、壁の材質で変わります。下の表は、アンテナ工事業者や工事のマッチングサイトなどが公開している料金をもとにした一般的な目安です。

内容費用の目安備考
すき間ケーブル(自分で取り付け)1,000〜3,000円程度部品代。4K8K対応品はやや高め
引き込み配線(業者・1系統)10,000〜30,000円程度距離が長い場合や新しく引き込む場合。穴あけと防水処理を含むかは業者により異なる
鉄筋コンクリートの壁の貫通業者により異なる専用の工具が必要で高くなりやすい
テレビ端子の増設(1か所)8,000〜60,000円程度露出配線か壁の中を通すかで大きく変わる
地デジアンテナの新規設置15,000〜35,000円程度八木式の場合の目安。一定の長さのケーブルと引き込みを含むことが多い

アンテナを新しく付ける工事では、基本料金に一定の長さのケーブルと引き込みが含まれていることが多く、引き込みだけを別に頼むよりも割安になりやすいです。見積もりでは、次の点を確認しておきましょう。

  • どこから室内へ引き込むのか(既存の配管・エアコンの配管穴・新しい穴)
  • 穴あけと防水処理の費用が含まれているか
  • ケーブルの長さが基本料金を超える場合の追加料金
  • 使うケーブルや部品が4K8K放送に対応しているか

まとめ

アンテナケーブルの引き込みについてのポイントをまとめます。

  • 引き込み方法は、既存の配管・エアコンの配管穴・壁の穴あけ・すき間ケーブルの4つ。穴を開けずに通せるルートを先に探す
  • 壁に穴を開けるときは、外側が低くなる角度で開け、ケーブルを手前でたるませ、すき間を防水材でふさぐ
  • すき間ケーブルは手軽だが電波が弱まりやすく、窓の開け閉めで傷みやすい。4K8K対応品を短く使う
  • 室内やベランダの作業は自分でもできるが、外壁の穴あけや高所の作業は業者に任せる
  • 業者の引き込み配線は1系統1万〜3万円程度が目安。穴あけと防水処理が含まれるかを見積もりで確認する

アンテナの新設や交換を考えているなら、引き込みのルートもあわせて相談すると、穴あけを最小限にした工事を提案してもらえます。

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この記事を書いた人

最安アンテナ工事.jp アンテナ工事担当

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