落雷後にBSが映らない原因の多くは過電流によるブースター故障です。屋根上での点検は高所からの落下事故や配線ミスによる電波不良の危険を伴うため、安全かつ確実に復旧させるためにも知識と実績が豊富なアンテナ専門業者へ依頼すべきです。
- アンテナ工事費が安い
- 仕上がりが綺麗
- 圧倒的早さで設置完了
余分な費用が一切上乗せされず安く抑えられます。仕上がりの美しさと早さを両立したい方に間違いのない選択肢です。
- 他社よりも5000円安く
- 高性能な最新アンテナが安い
- 業界最長15年保証あり
テレビが映らないから早く直してほしいという要望に最速で応えてくれます。最新機材もお得に選べる業者です。
落雷後にBSが映らなくなった主な原因
雷が鳴り響いた後、急にテレビのBS放送が映らなくなってしまうトラブルは珍しくありません。近隣やご自宅の近くに雷が落ちた場合、目に見える被害がなくても、電気的な強い衝撃によってアンテナ設備がダメージを受けているケースが大半です。まずは、落雷によってBS放送が映らなくなる代表的な原因をわかりやすく解説します。
雷サージによるブースターや電源部の基板故障
落雷トラブルで最も多い原因が、電波を増幅する機械であるブースター(増幅器)や、その電源部の故障です。雷が近くに落ちると、電線やアンテナケーブルを通じて瞬間的に数万ボルトにも及ぶ異常な高電圧・過電流が流れ込みます。これを雷サージと呼びます。
BS放送を受信するための電波は非常に微弱なため、多くの家庭でブースターが設置されています。しかし、ブースター内部の精密な電子回路は雷サージのような過大電流に耐えられません。基板が焼け焦げたりヒューズが飛んだりして動作を停止してしまい、電波がテレビまで届かなくなります。アンテナ本体が無傷に見えてもテレビが映らない場合は、まずブースターのパンクを疑うのが基本です。
BSアンテナ本体の破損やコンバーターの不具合
BSアンテナ(パラボラアンテナ)の中心部には、アームの先端にコンバーターと呼ばれる小さな受信用パーツが付いています。コンバーターは、宇宙の衛星から届く超高周波の電波をテレビで処理できる周波数に変換する重要な電子部品です。
このコンバーター内部にも精密回路が組み込まれており、雷サージが直接流れ込むことで内部が焼き切れてしまうことがあります。コンバーターが故障すると衛星からの電波を変換できなくなるため、アンテナの見た目には何の変化もなくても、BS放送が完全に受信できなくなってしまいます。
突風や衝撃によるアンテナの向きのズレや倒壊
雷を伴う激しい雷雨の際は、突風や竜巻のような強い吹き返しの風が発生します。落雷そのものの物理的衝撃波や強風にあおられることで、アンテナを固定している金具が緩み、アンテナの向きが変わってしまうトラブルも頻発します。
特にBSアンテナは、南西方向の衛星に向けてミリ単位の正確さで角度を合わせる必要があります。わずか1〜2度向きが狂っただけでも受信強度が急激に低下し、画面にノイズが出たり、まったく映らなくなったりします。また、老朽化していた支柱や屋根馬が強風や落雷の振動で破損し、アンテナそのものが倒壊してしまう事故も発生します。
同軸ケーブルの断線や接続部のショート
落雷の熱エネルギーや過電流によって、屋根上から屋内へと電波を届ける同軸ケーブルが損傷を受けるケースもあります。ケーブルの外被が破れて心線が溶断したり、接続コネクター(接栓)部分がショートしたりすることがあります。
さらに、落雷の衝撃で接続部分の防水処理が破損すると、激しい雨がケーブル内部に浸水してしまい、漏電や腐食を引き起こして信号を遮断してしまう二次災害も少なくありません。
テレビ本体のチューナーや受信基板の故障
落雷の過電流はアンテナケーブルを伝って、最終的に部屋の中のテレビ本体まで到達することがあります。テレビ背面のBS・110度CSアンテナ入力端子から雷サージが入り込むと、テレビ内部のチューナー回路やメイン基板が破壊されてしまいます。
この場合、アンテナ設備に問題がなくてもテレビ自体が電波を受信・処理できなくなってしまいます。テレビの電源ランプが点滅して起動しない、画面に何も映らないといった症状が現れることもあります。
雷サージはブースターから壊れることが多く、電源部だけを交換して復旧するケースもあります。詳しくは落雷でテレビが映らない原因はブースター故障?交換費用と対処法とブースター電源部の故障時に電源部だけ交換可能?をご覧ください。
故障箇所を特定するための4つのセルフチェック
BSが映らなくなった際、どこが壊れているのかをある程度把握できれば、その後の修理依頼や対処が非常にスムーズになります。ご自身で安全に確認できる4つのセルフチェック手順をご紹介します。
| 確認するポイント | 症状・状態 | 想定される故障箇所 |
|---|---|---|
| テレビの台数別の映り方 | 1台だけ映らない 家中の全台で映らない |
該当テレビまたは配線の故障 アンテナ本体または共用ブースターの故障 |
| 放送の種類別の映り方 | 地デジは映るがBSだけ映らない 地デジもBSも両方映らない |
BSアンテナ・電源供給・混合器の故障 共用ブースター・主幹配線の故障 |
| アンテナ電源の設定 | 設定がオフになっている ショート警告が出ている |
テレビの設定不備または配線の接触不良 ケーブル内ショートまたはコンバーター破損 |
| 画面のエラー表示 | E201、E202、E203など | 信号レベル低下、受信不可、放送休止など |
チェック1:家の中のすべてのテレビでBSが映らないか確認
ご自宅に複数台のテレビがある場合、他の部屋のテレビでもBS放送が映らないか確認してください。
リビングのテレビは映らないが寝室のテレビは問題なく映るという場合は、アンテナ本体や屋外の設備は正常です。映らないテレビ自体のチューナー故障、部屋の壁面端子からテレビをつなぐ室内配線の不具合、あるいは分配器の一部の故障が疑われます。一方で、家の中にあるすべてのテレビでBSが映らない場合は、屋根上のアンテナ本体、ブースター、主幹配線など、家全体に関わる共通設備が故障している可能性が極めて高くなります。
チェック2:地デジは正常に映りBS放送だけが映らないか確認
テレビのリモコンで地デジ(地上波)に切り替えて、地デジが正常に映るかどうかを確認してください。
地デジもBSも両方ともまったく映らない場合は、両方の電波をまとめて増幅している共用ブースターの故障、または電源供給器の故障が有力です。一方、地デジは非常にクリアに映るのにBSだけがまったく映らないという場合は、BSアンテナ単体の故障、BSコンバーターの不具合、アンテナの向きのズレ、あるいはBSアンテナへ電気を送る電源ラインのトラブルが考えられます。
チェック3:テレビのアンテナ電源設定がオンになっているか確認
BSアンテナを動かすためには、テレビやレコーダー、あるいはブースター電源部から常時15ボルト前後の電気をアンテナに向けて送る必要があります。落雷に伴う一時的な停電や電圧低下によって、テレビの内部設定がリセットされ、アンテナ電源(給電設定)がオフになってしまっている場合があります。
テレビのリモコンのメニューや設定ボタンから、放送受信設定やアンテナ設定の画面を開き、BS・CSアンテナ電源がオンまたは連動になっているか確認してください。もし画面上に「アンテナの電源がショートしています」といった警告メッセージが出ている場合は、配線ケーブルの内部や接続コネクターでプラス極とマイナス極が接触している危険性があるため、速やかにテレビのコンセントを抜いてください。
チェック4:テレビ画面に表示されるE201やE202などのエラーコードを確認
テレビが電波を受信できない場合、画面にアルファベットと数字を組み合わせたエラーコードが表示されます。代表的なコードの意味を把握しておくと状況が理解しやすくなります。
- E201(信号レベル低下):電波が弱くなっています。アンテナの向きがズレているか、豪雨による電波の遮蔽、またはケーブルの劣化が考えられます。
- E202(信号が受信できない):アンテナからの電波がまったく届いていません。アンテナ本体の破損、ブースターの故障、配線の断線などが主な原因です。
- E203(放送休止中):該当チャンネルが放送を休止しているか、契約・信号認識に問題が生じています。
特に落雷直後にE202が表示された場合は、物理的または電子的な断絶が発生している可能性が高いため、設備の修理や交換が必要になります。
受信レベルが0になっている場合はBSアンテナの受信レベル0の原因と確認手順、ショート表示が出ている場合はBSアンテナのショート表示が出る原因と直し方の手順が役立ちます。
状況に応じた適切な対処法と復旧の手順
故障の原因がおおよそ絞り込めたら、住居の形態に合わせて適切なステップで復旧を進める必要があります。持ち家と賃貸では対応の流れが大きく異なります。
持ち家戸建ての場合:専門業者への早期相談がおすすめ
ご自身が所有する一戸建て住宅の場合、屋根上や外壁のアンテナ設備はすべてご自身の所有物です。そのため、ご自身の判断で修理業者を選定し、点検・修理を手配することになります。
落雷後はブースターや配線など、目に見えない隠れた場所で機器が焼き焦げているケースが多いため、放置すると他の家電製品への影響や雨漏りの原因にもなりかねません。電波測定器(チェッカー)を持ったアンテナ専門業者に依頼し、電波の入力レベルと機器の破損状況をトータルで調査してもらいましょう。
賃貸住宅やマンションの場合:管理会社や大家さんへ連絡
賃貸アパートやマンション、あるいは賃貸の一戸建てにお住まいの場合は、入居者が自分で勝手に業者を手配してはいけません。建物に設置されているアンテナや共用ブースターは、物件のオーナーや管理組合の所有物(共用設備)だからです。
落雷後にBSが映らなくなった旨を、まずは管理会社や大家さんへ連絡してください。同じ建物の他の部屋でも同様のトラブルが起きている可能性が高く、管理会社側の費用負担で一括して点検・修理を手配してくれるのが通常です。ただし、部屋の中のテレビ本体やテレビと壁をつなぐケーブルなど、借主の私物が原因である場合は自己負担となるため、事前に室内配線に緩みがないかだけは確認しておきましょう。
DIY修理をおすすめできない理由と高所作業の危険性
費用を浮かせたいという思いから、屋根やベランダに登ってご自身でアンテナを修理しようとする方がいらっしゃいますが、これは非常に危険なため絶対に避けてください。
屋根の上は傾斜があり、雨上がりは非常に滑りやすく、足を滑らせて転落すれば命に関わる重大な人身事故につながります。また、BSアンテナの角度調整はコンマ数ミリ単位のシビアな調整が求められるため、専用の電波測定器を持たない一般の方が手作業で合わせるのは至難の業です。さらに、落雷によって弱くなった屋根瓦を踏み割ってしまい、雨漏りを引き起こして数十万円以上の修繕費がかかってしまうといった二次被害も後を絶ちません。安全面からも技術面からも、プロに任せるのが最も確実で安上がりです。
業者へ修理を依頼した場合の費用相場と作業内容
アンテナ工事の専門業者に修理を依頼した場合の費用目安をまとめました。落雷による修理では、故障した部品の交換工事が中心となります。
| 作業・工事内容 | 費用の目安(税込) | 作業時間の目安 |
|---|---|---|
| アンテナ方向調整(電波測定含む) | 8,000円〜15,000円 | 約30分〜1時間 |
| ブースター(増幅器)の交換 | 15,000円〜30,000円 | 約1時間〜1.5時間 |
| BS/CSアンテナ本体の交換設置 | 15,000円〜25,000円 | 約1時間〜2時間 |
| アンテナ本体+ブースターの一括交換 | 30,000円〜50,000円 | 約1.5時間〜2.5時間 |
| 同軸ケーブルの引き直し・補修 | 10,000円〜25,000円 | 約1時間〜2時間 |
高所作業費や出張費が別途加算される場合がありますので、訪問時に必ず見積もりを提示してもらい、納得した上で作業を進めてもらうようにしましょう。
自然災害による破損で保険を使う流れは台風によるアンテナ破損は火災保険で直せる?適用条件や申請の手順でも具体的に整理しています。
落雷によるアンテナ故障は火災保険で補償される可能性がある
落雷によるアンテナやブースターの故障は、加入している火災保険の補償対象となるケースが非常に多いのをご存知でしょうか。火災保険を正しく活用すれば、実質的な自己負担なし、またはわずかな免責金額のみでアンテナを新品に復旧できる可能性があります。
火災保険の落雷補償が適用される条件と対象範囲
一般的な火災保険には、火災だけでなく風災・水災・落雷といった自然災害に対する補償があらかじめ付帯されています。
アンテナ設備は、保険の定義上「建物」の一部(付属設備)として扱われます。そのため、保険の対象に建物が含まれていれば、直撃雷はもちろんのこと、雷サージによって屋根裏のブースターがショートした場合でも落雷被害として認定されます。また、家財補償にも加入している場合は、落雷の過電流で基板が壊れてしまったテレビ本体やブルーレイレコーダーの修理・買い替え費用も補償の対象となることがあります。
保険金の請求に必要な書類と手続きの流れ
火災保険を利用して修理を行う場合、一般的な手続きの流れは以下の通りです。
- 専門業者へ現地調査と見積もりを依頼:アンテナ業者に連絡し、落雷による故障であることの点検と、修理見積書の発行を依頼します。
- 保険会社への連絡・申請:加入している保険会社または代理店へ電話やWEBから事故受付を行い、落雷でアンテナが故障した旨を伝えます。
- 必要書類の提出:保険会社から送られてくる請求書に、業者から受け取った「修理見積書」「被害箇所の写真(壊れたアンテナや焦げたブースター基板)」「落雷証明(気象庁の落雷データや観測記録)」などを添付して提出します。
- 保険会社による審査と入金:提出書類に基づき損害状況が審査され、承認されると指定口座に保険金が支払われます。
アンテナ専門業者の中には、火災保険の申請に必要な被害写真の撮影や、保険会社に提出する書類の作成サポートに慣れている会社も多くあります。依頼時に火災保険を使いたい旨を伝えておくと話がスムーズに進みます。
申請時の注意点と請求期限のルール
火災保険を申請する際には、いくつか注意すべきルールがあります。
まず、保険法により保険金の請求期限は「事故発生から3年以内」と定められています。3年を過ぎると請求権が時効によって消滅してしまうため、被害を受けたらできるだけ速やかに手続きを行いましょう。また、契約内容によっては「免責金額(自己負担額)」が設定されている場合があります(例:免責3万円、または損害額20万円以上から適用など)。損害額が免責金額を下回る場合は保険金が支払われないこともあるため、事前にご自身の保険証券や契約内容をしっかり確認しておきましょう。
交換が必要になった場合の費用感はBSアンテナの交換費用相場、保険対応に慣れた業者の選び方は台風でアンテナが壊れたら火災保険は適用される?業者の選び方を参考にしてください。
落雷とBSアンテナ故障に関するよくある質問
落雷によるBSアンテナのトラブルに関して、お客様から寄せられることの多い質問と回答をまとめました。
近くに雷が落ちただけで直撃していなくても故障しますか
はい、十分に故障します。むしろアンテナトラブルの大多数は直撃雷ではなく、近隣に落ちた雷によって発生する「誘導雷(雷サージ)」が原因です。雷が数百メートルから数キロメートル離れた場所に落ちた場合でも、大気中や電線、地中を通じて強烈な電気の波が周囲に広がります。それがアンテナや同軸ケーブルに飛び火して機器の回路を焼き切ってしまうため、直撃していなくても故障は頻繁に起こります。
雨や雷がやんだらBS放送が自然に直ることはありますか
雷雨の最中だけ映らなくなり、雨雲が去った後に自然に直ったのであれば、故障ではなく「降雨減衰」という自然現象です。BS放送が使用している電波の波長は非常に短いため、上空に分厚い雨雲があったり激しい豪雨が降っていたりすると、雨粒によって電波が吸収・反射されて一時的に受信できなくなります。しかし、天候が完全に回復して晴れ間が出てもまったく映らない場合は、自然に直ることはありません。機器の故障や向きのズレが発生しているため、修理が必要です。
今後のためにできる落雷対策や雷ガードはありますか
アンテナ設備の落雷対策として最も効果的なのは、アンテナとブースターの間に「同軸用避雷器(雷サージプロテクター)」を設置することです。これにより、アンテナ側から侵入してきた過電流をアース(接地線)を通して地面に逃がし、ブースターや屋内のテレビを守ることができます。また、室内ではテレビやレコーダーの電源プラグを「雷サージガード機能付きの電源タップ」に接続しておくことも、電源ラインからのサージ侵入を防ぐ有効な予防策になります。
アンテナ修理は家電量販店と専門業者のどちらに頼むべきですか
迅速さと施工精度の高さを求めるなら、アンテナ工事の専門業者に依頼するのが適しています。家電量販店でも修理の受付は可能ですが、実際の施工は提携している下請けの電気工事業者が行うため、中間マージンが発生して費用が割高になったり、繁忙期には現地調査まで数日から1週間以上待たされたりすることが少なくありません。アンテナ専門業者であれば、自社の熟練スタッフが専用の電波測定器を持参して即日対応してくれるケースが多く、火災保険の申請書類作成にも慣れているためスムーズです。
