落雷のあとに家中のテレビが映らなくなったら、雷の過電流でブースターが壊れていることが多いです。3つの質問で、自分で戻せるか・交換が必要かを確かめてください。
落雷のあとにまず試せる3つの確認
雷が遠ざかってから、次の3つを上から順に試してください。電源部やコンセントが焦げ臭い、変色しているときは触らずにプラグを抜いたままにし、業者に見てもらいましょう。
1. ブースターの電源部のプラグを抜き差しする
テレビの近くや分配器のそばにある電源部のプラグを抜き、数分おいてから差し直します。ランプが元どおり点けば、一時的に止まっていただけのことがあります。
2. テレビの電源プラグを抜いて数分待つ
リモコンではなく、コンセントからテレビのプラグを抜いて数分待ちます。雷の影響でテレビの動きが止まっただけなら、これで戻ります。
3. ほかの部屋のテレビと見比べる
1台だけ映らないのか、家中で映らないのかを確かめます。1台だけならそのテレビか周りの配線、家中ならアンテナ設備のほうに原因があります。
3つとも試して家中で映らない、または電源部のランプが消えたままなら、原因はブースター・分配器・アンテナなど家の設備側です。ランプの見方はブースターのランプがつかない原因、BS・CSだけ映らない場合は雷でBSが映らないときの確認法も参考にしてください。
落雷で壊れやすい場所と修理費用の目安
雷の過電流はケーブルを伝わるので、ブースターだけでなく分配器やアンテナまで傷むことがあります。どこまで壊れているかで費用が変わるため、作業前に必ず見積もりで総額を確かめてください。
| 作業内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 受信状態の調査・配線の手直し | 5,000円〜15,000円程度 |
| 分配器・分波器の交換 | 5,000円〜20,000円程度 |
| ブースターの電源部だけの交換 | 8,000円〜18,000円程度 |
| ブースター一式(本体+電源部)の交換 | 15,000円〜45,000円程度 |
| 地デジアンテナの交換 | 25,000円〜60,000円程度 |
BS・CSや4K8Kに対応したブースターは高めです。ブースターだけ替えても、分配器が傷んでいると一部の部屋が映らないままになるので、家中の端子まで測ってもらうと安心です。
※見積もりだけでもOK
落雷の修理に火災保険を使うときの注意
落雷でアンテナやブースターが壊れた場合は、加入している火災保険で補償されることがあります。対象になるのは台風・強風・雪・落雷などの自然災害による破損で、経年劣化による故障は対象外です。補償されるかどうかや自己負担の額は契約内容によって変わり、申請は契約者本人が保険会社に行います。
申請では、壊れた箇所の写真と修理の見積書を求められることが多いです。修理の前に業者へ火災保険を使うかもしれないと伝え、交換前の機器の写真を残してもらいましょう。請求できる期間も契約で決まっているので、早めに保険会社へ確かめてください。
まとめ
落雷のあとに家中のテレビが映らないのは、ブースターなどの設備が過電流で壊れたサインです。電源部とテレビのプラグの抜き差しで戻らなければ、どこまで傷んでいるかを業者に測ってもらいましょう。マンションやアパートの場合は、共用の設備なので先に管理会社へ連絡してください。








