ブースターから「ジー」「キーン」と音がするときは、電源部の故障か、配線のショート・給電の重なりが多い原因です。焦げ臭い・熱いならすぐにプラグを抜き、3つの質問で自分で試せるか・交換が必要かを確かめてください。
音が聞こえる場所で原因の見当をつける
戸建てのブースターは、アンテナの近くや屋根裏に付ける本体と、家の中のコンセントにつなぐ電源部に分かれています。音がどこから聞こえるかで、疑う場所が変わります。
家の中の電源部から音がする
電源部から「ジー」「キーン」という音がするなら、電源部の中の部品の傷みや、ショートを疑います。日本DXアンテナの公式FAQでは、ランプが消えて高い音がするのは電源部がショートしている状態で、テレビやレコーダーからの電源供給が重なっているか、電源部が2台つながっている可能性があると案内しています。
コンセントやプラグのあたりから音がする
プラグの差し込みがゆるい、ほこりがたまっているときも、ジリジリと音がすることがあります。プラグが熱い、焦げた跡があるときは、すぐに抜いて使わないでください。発熱の見分け方はブースターが熱いのは故障?電源部が熱くなる原因と危ないサインにまとめています。
屋根の上や家の外から音がする
強い風の日に外からヒューヒュー、カタカタと聞こえるなら、ブースターではなくアンテナの支線やケーブルが風で鳴っていることが多いです。
マスプロ電工の取扱説明書は、においや音などの異常のまま使うと火災・感電の原因になるとして、プラグを抜いて修理を依頼するよう案内しています。焦げ臭さや熱があるときは、下の手順を試さず交換を相談してください。
においや熱がなければ自分で試せること3つ
1. プラグを抜いて1分以上待ってから差し直す
電源部のプラグを抜き、1分以上おいてから差し直します(マスプロの説明書の案内)。ランプがいつもの色に戻り、音が止まるかを確かめます。
2. テレビとレコーダーのBSアンテナ電源供給を「切」にする
ブースターの電源部からBSアンテナに電気を送っている家では、テレビやレコーダー側の電源供給は「切」が基本です。両方から送ると電気が重なり、ショートや異音の原因になります。設定は多くの機種でアンテナ設定の中にあります。
3. 電源部の置き場所とコードを見直す
電源部が布や物にうずもれていないか、狭いすき間に押し込まれていないかを見て、風通しのよい場所に移します。束ねたコードはほどき、プラグのほこりを乾いた布でふき取ります。
3つとも試して音が止まらない、ランプが戻らない、テレビの映りが悪いなら、原因は電源部・ブースター本体・ケーブルなど家の設備側です。どこが悪いかの切り分け方はテレビのブースター故障の確認方法で解説しています。屋根の上や屋根裏の本体は、転落や感電の危険があるので自分で触らないでください。
ブースターの修理・交換の費用の目安
費用は、電源部だけを替えるか、本体とまとめて替えるか、本体が屋根の上にあるかで変わります。下の表は一般的な目安で、実際の金額は機種と現場の条件で変わります。
| 作業内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| ショート箇所の調査・コネクターの付け直し | 5,000円〜15,000円程度 |
| 電源部だけの交換 | 8,000円〜18,000円程度 |
| 支線・ケーブルの張り直しと固定 | 5,000円〜15,000円程度 |
| ブースター一式(本体+電源部)の交換 | 15,000円〜45,000円程度 |
電源部だけを替えられるのは、メーカーが決めた組み合わせのときだけです。設置から10年以上たっているなら、本体とまとめて替えたほうが工事の手間を減らせます。
※見積もりだけでもOK
まとめ
ブースターの電源部から音がするのは、部品の傷みやショート、テレビ側との給電の重なりが多い原因です。焦げ臭い・熱いときはすぐにプラグを抜き、使い続けないでください。差し直しや設定の見直しで音が止まらなければ、電源部か本体・ケーブルの不具合なので、早めに業者に原因を確かめてもらいましょう。








