アンテナ工事の保証には、施工した業者がつける「工事保証」と、アンテナやブースターなどの機器にメーカーがつける「メーカー保証」の2種類があります。工事保証の期間は業者によって数年から15年程度まで大きな幅があり、メーカー保証は1年程度のものが多いのが一般的です。
注意したいのは、保証があっても経年劣化や故意の破損は対象外になりやすく、台風などの自然災害は業者によって扱いが分かれることです。期間の長さだけで決めず、何が対象で何が対象外なのかを、契約前に保証書や見積書で確かめておきましょう。
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アンテナ工事の保証は工事保証とメーカー保証の2種類
「アンテナ工事の保証」とひとことで言っても、中身は2つに分かれています。どちらの保証なのかによって、期間も、不具合が出たときの連絡先も変わります。
工事保証は施工した業者がつける保証
工事保証は、アンテナを取り付けた業者が自社の工事に対してつける保証です。取り付けた金具のゆるみ、アンテナの向きのずれ、配線の接続不良など、工事の仕方が原因で起きた不具合を、期間内なら無償で直してもらえるのが基本です。法律で決まった年数があるわけではなく、期間も対象範囲も業者ごとに独自に決めています。
メーカー保証は機器そのものにつく保証
メーカー保証は、アンテナ本体やブースター、分配器などの機器に、製造したメーカーがつける保証です。通常の使い方をしていて機器そのものが故障した場合に、修理や交換を受けられます。期間は製品ごとに保証書や取扱説明書に書かれていて、お買い上げ日から1年程度としているものが多く見られます。
業者によっては、メーカー保証の期間が過ぎたあとも、自社の保証の中で機器の故障に対応しているところがあります。「工事保証に機器の故障も含まれるのか」は、業者を比べるときに確認しておきたいポイントです。
| 比べる点 | 工事保証 | メーカー保証 |
|---|---|---|
| 保証する人 | 施工した業者 | 機器のメーカー |
| 主な対象 | 取り付け・配線など工事が原因の不具合 | アンテナ本体・ブースターなど機器の故障 |
| 期間の決まり方 | 業者が独自に決める | 製品ごとに保証書で決まる |
| 不具合のときの連絡先 | 施工した業者 | 原則は購入先(工事で付けた機器なら施工業者) |
業者に工事を頼んだ場合は、機器の故障か工事の不具合かを自分で見分けるのは難しいため、まずは施工した業者に連絡するのがいちばん早い方法です。
アンテナ工事の保証期間の目安
アンテナ工事の保証期間は、業者によって大きく違います。専門業者の広告や案内を見ると、数年の業者もあれば、10年を超える長期保証をつけている業者もあります。おおよその目安は次のとおりです。
| 保証の種類 | 期間の目安 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 専門業者の工事保証 | 数年〜15年程度(業者により大きく異なる) | 機器の故障も含むか、何回まで対応か |
| アンテナ・ブースターなどのメーカー保証 | 1年程度が多い(製品により異なる) | 保証書の期間と、保証書を誰が保管するか |
| 販売店などの延長保証 | 加入した場合のみ(条件はさまざま) | 工事部分まで含むか、機器だけか |
アンテナは屋外で雨風や紫外線を受け続けるため、一般的に10年から15年ほどが交換の目安といわれます。その間に金具のゆるみや配線の劣化が起きることもあるので、長く住む家ほど保証期間の長さは安心材料になります。
ただし、期間が長くても対象が「工事の不具合だけ」で、機器の故障や悪天候による不調は含まないという場合もあります。年数の数字だけで比べず、次の章で紹介する対象外のケースとあわせて確認しましょう。
※工事後のチャンネル設定まで対応
アンテナ工事の保証の対象外になりやすいケース
保証があっても、すべての不具合が無償になるわけではありません。多くの業者の保証で対象外とされやすいのは、次のようなケースです。具体的な条件は業者ごとに違うため、必ず保証書の「免責事項」や「保証の対象外」の欄を確認してください。
| ケース | 対象外になりやすい理由 |
|---|---|
| 台風・強風・落雷・大雪などの自然災害 | 工事の不具合ではないため。対応するかどうかは業者によって分かれる |
| 経年劣化(サビ・ケーブルの傷み) | 長年使ったことによる自然な傷みは、保証の想定外とされることが多い |
| 故意や不注意による破損 | 自分でアンテナを動かした、物をぶつけたなど |
| ほかの業者や自分で手を加えた | どこが原因か分からなくなるため、保証が切れることがある |
| リフォームや屋根工事での取り外し | 別の工事で外したり付け直したりした後の不具合 |
| テレビやレコーダー側の故障・設定 | アンテナ工事の範囲外のため |
自然災害による破損は火災保険を確認する
台風や強風でアンテナが倒れた、落雷でブースターが壊れたといった自然災害による破損は、工事保証の対象外でも、住まいの火災保険で補償される場合があります。対象になるのは台風・強風・雪・落雷などの自然災害による破損で、経年劣化による傷みは対象外です。補償されるかどうか、自己負担がいくらかは契約内容によって変わります。
申請は契約者本人が保険会社に行います。業者には被害状況の写真や修理の見積書を用意してもらうと、申請の準備がしやすくなります。必ず保険金が出るとは限らないので、まずは保険会社か代理店に補償の範囲を確認しましょう。
自分で直そうとすると保証が切れることがある
アンテナの向きを自分で直したり、屋根に上って金具を締め直したりすると、保証の対象外になるおそれがあります。屋根の上の作業は転落の危険も大きいため、保証期間中に映りが悪くなったら、触らずにそのまま施工した業者に連絡するのが安全です。
契約前に確認しておきたい保証のポイント
保証の内容は、工事が終わってからでは変えられません。見積もりの段階で次の点を聞いておくと、後から「保証の対象だと思っていたのに有料だった」というすれ違いを防げます。
保証期間と保証が始まる日
何年保証なのかに加えて、工事完了日から数えるのか、引き渡し日から数えるのかを確認します。新築の場合は、工事日と入居日がずれることもあるので、起算日を書面で残しておくと安心です。
保証の対象範囲と回数
工事の不具合だけなのか、機器の故障や悪天候による向きのずれも含むのかを聞きます。あわせて、期間中に何度でも無償で対応してもらえるのか、回数に上限があるのかも確認しておきましょう。
出張費や点検費がかかるか
修理そのものは無償でも、出張費や点検費が別にかかる業者もあります。また、調べた結果が保証の対象外だった場合に、どのくらいの費用がかかるのかも聞いておくと安心です。見積書のどこに保証が書かれているかを含め、見積もりの段階で確認したい項目はアンテナ工事の見積もりは無料?見積書の見方と追加料金を防ぐコツでまとめています。
保証書が発行されるか
口頭の説明だけでなく、保証書や保証内容が書かれた書面を発行してもらえるかを確認します。保証書には、工事日、工事内容、保証期間、対象外の条件が書かれているかを見ておきましょう。受け取った保証書は、機器のメーカー保証書や見積書と一緒に保管しておくと、いざというときにすぐ出せます。
保証で後悔しないための業者の選び方
長期保証をつけられるのは、その期間に何度呼ばれても対応できる体制と、施工への自信がある業者です。とはいえ、保証の年数が長いことと、工事の質が高いことは同じではありません。保証の長さに加えて、次のような点も見ておくと失敗しにくくなります。
- 現地で電波の強さを測り、アンテナの種類や設置場所を説明してくれる
- 見積もりの内訳がわかりやすく、保証の内容も書面で示してくれる
- 工事後の不具合の連絡先と受付時間がはっきりしている
- 自社で施工するのか、提携先の業者が来るのかを説明してくれる
アンテナ工事そのものに必要な資格や、工事を任せられる業者かどうかの見分け方はアンテナ工事に資格は必要?電気工事士が要る作業と業者の選び方で詳しく紹介しています。
新築や外壁工事のときは住宅の保証にも注意
新築の家で壁面にアンテナを付けたり、外壁に穴を開けて配線を引き込んだりする場合は、アンテナの保証とは別に、住宅の外壁や防水の保証への影響も気になるところです。ハウスメーカーの保証との関係や、専門業者に頼むときの考え方はハウスメーカーのアンテナ工事は高い?専門業者との費用と違いを比較で解説しています。気になる場合は、工事の前にハウスメーカーにも確認しておきましょう。
保証が手厚いおすすめのアンテナ工事業者
工事後の保証も含めて安心して相談しやすいアンテナ工事業者を紹介します。アンテナドクターは完全自社施工で、見積もり後の追加料金がなく、24時間365日受付しています。街角アンテナ工事相談所は受付から工事まで専属スタッフが対応し、工事後は15年保証がつきます(群馬県・埼玉県北部・東北・北海道・北陸・九州・沖縄などは対象外)。保証の細かな条件は、見積もりのときに各社に確認してください。
街角アンテナ工事相談所
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| 受付時間 | 24時間 365日対応 |
|---|---|
| 支払い方法 | 現金、PayPay、クレジットカード |
自分で色々な業者に電話をかけて比較する手間を省きシステムが一番早くて条件の良い業者をマッチングしてくれます。WEBからの申し込みに特化しているため余計な経費がかからず工事費用全体も安く抑えられる仕組みです。仕事が忙しくて手っ取り早く適正価格で工事を済ませたいという効率重視の方にぴったりなサービスです。
アンテナ110番
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|---|---|
| 支払い方法 | 現金、クレジットカード払い |
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| 受付時間 | 24時間365日対応 |
|---|---|
| 支払い方法 | 現金、銀行振込、クレジットカード、PayPay |
間に別の業者を挟まない完全自社施工のため余分な費用が上乗せされず純粋な工事費用のみで安く抑えられます。技術力の高い本職の電気職人が直接伺うため外壁に合わせた配線隠しなど見栄えの良さも抜群です。受付から工事まで連携がスムーズで待たされることがなく安さと仕上がりの美しさを両立したい方に間違いのない選択肢となります。
まとめ
アンテナ工事の保証で押さえておきたいポイントをまとめます。
- 保証には業者がつける工事保証と、機器にメーカーがつけるメーカー保証の2種類がある
- 工事保証の期間は数年から15年程度まで業者によって大きく違い、メーカー保証は1年程度が多い
- 経年劣化や故意の破損は対象外になりやすく、自然災害の扱いは業者によって分かれる
- 台風や落雷などによる破損は、契約内容によっては火災保険で補償されることがある
- 契約前に期間・対象範囲・回数・出張費の扱いを確認し、保証書を受け取って保管する
保証は工事のあとで長く効いてくる大切な条件です。見積もりを頼むときに保証の内容もあわせて聞き、金額と保証の両方に納得できる業者を選びましょう。
※見積もりだけでもOK








