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引っ越しでテレビが映らない原因は?自分でできる対処法と工事費用

引っ越しでテレビが映らない原因と対処法 設定・配線・アンテナを確認

新しい家に引っ越して、テレビをつないだのに映らない。前の家では問題なく見られていたテレビなのに、「受信できません」と表示されたり、画面が真っ暗なままだったりして困っていませんか。荷ほどきで忙しい時期に、テレビが見られないのは地味にストレスですよね。

結論から言うと、引っ越し後にテレビが映らない原因で多いのは、チャンネル設定が前の地域のままになっていることと、配線のつなぎ方です。この2つなら自分で数分〜十数分で直せます。一方、設定と配線を見直しても映らない場合は、新居のアンテナがない・向きがずれている・設備が古いなど、建物側に原因がある可能性が高くなります。

この記事では、引っ越し後にテレビが映らない主な原因、最初に試したい対処の順番、エラー番号から分かること、戸建てとマンションで違う確認ポイント、アンテナの新設や修理を頼んだときの費用相場をまとめています。

目次

引っ越し後にテレビが映らない主な原因

テレビが映るまでには、「屋根や屋上のアンテナで電波を受ける → ケーブルや機器を通って壁の端子に届く → テレビで正しく設定されている」という流れがすべてそろっている必要があります。引っ越しでは、このうちテレビ側の設定と、建物側の設備の両方が変わるため、どこかで途切れやすくなります。

原因よくある状況自分で直せるか
チャンネル設定が前の地域のまま一部の局だけ映らない、番号を押しても別の局が出る、「放送休止」などの表示直せる
配線のつなぎ間違い・緩み地デジとBSの差込口が逆、ケーブルが奥まで差さっていない直せる
B-CASカードの差し忘れ・接触不良カードに関するエラーが出る直せることが多い
新居にアンテナがない・使えない中古住宅で前の住人が撤去していた、ケーブルテレビや光回線のテレビを使っていた家業者に依頼
アンテナの向きずれ・劣化、ブースターの故障どの部屋のテレビも映らない、映りが不安定業者に依頼
建物の共用設備の問題・BS非対応マンションやアパートで地デジやBSが映らない管理会社・大家さんに確認

上の3つはテレビ周りの問題なので、まずは自分で確認してみましょう。それで直らなければ、下の3つのような建物側の問題を疑います。特に戸建てで家中のテレビが映らない場合は、アンテナそのものに原因があることが多く、屋根に登っての確認は危険なので業者に点検してもらうのが安全です。

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まず試したい対処法|設定と配線を順番に確認

業者を呼ぶ前に、室内で安全にできることを上から順に試してください。多くの場合、1と2のどちらかで解決します。

1. チャンネルの再設定(初期スキャン)をする

地デジは地域によって受信できる放送局やチャンネルの番号が違います。引っ越し前の設定が残ったままだと、新しい地域の局を正しく受信できません。県をまたぐ引っ越しはもちろん、同じ県内でも受信する送信所や中継局が変わると映らない局が出ることがあります。

テレビのメニューから「初期設定」「チャンネル設定」「地域設定」などの項目を開き、新しい住所の郵便番号や地域を入力したうえで、チャンネルの自動設定(初期スキャン)を行いましょう。項目の名前や手順はメーカー・機種によって違うので、分からないときは取扱説明書やメーカーのサポートページで「引っ越し」「チャンネル設定」と調べると見つかります。レコーダーを使っている場合は、レコーダー側の地域設定とチャンネル設定もやり直してください。

2. 配線を確認する

  • 差込口が合っているか:テレビの背面には「地上デジタル」と「BS・110度CS」の入力端子が別々にあります。逆につないでいないか確認しましょう。
  • 奥までしっかり差さっているか:差し込みが浅いと受信できないことがあります。ネジ式の接栓は緩みがないかも見てください。
  • 分波器が必要か:壁の端子が1つで、地デジとBS・CSの電波が1本のケーブルに混ざって届く建物では、分波器で分けてからテレビにつなぎます。
  • レコーダーを経由する順番:壁の端子 → レコーダーの入力 → レコーダーの出力 → テレビの入力、の順になっているか確認します。
  • ケーブルの傷み:引っ越しの荷造りで折れ曲がったり、つぶれたりしていないかも確認してください。

3. B-CASカードと電源を確認する

B-CASカードを使うテレビでは、引っ越しの際にカードを抜いたままにしていたり、差し込みが浅くなっていたりすることがあります。カードの向きを確認して差し直し、テレビの電源プラグを抜いて数分おいてから差し直してみましょう。なお、最近のテレビにはカードを差さないタイプもあるため、カードの差込口がない機種ならこの確認は不要です。

4. ほかの部屋・ほかのテレビと比べる

別の部屋の端子につないで映るなら、その部屋の端子や配線の問題です。家中どの部屋でも映らないなら、アンテナや建物の共用設備など、もっと上流に原因があると考えられます。この切り分けをしておくと、管理会社や業者に相談するときに状況を伝えやすくなります。

エラー番号から分かる原因の目安

画面にエラー番号が出ている場合は、原因を絞り込む手がかりになります。番号の意味は多くのメーカーで共通していますが、細かい表示や対処はメーカー・機種によって違うので、最終的には取扱説明書で確認してください。

エラー番号主な意味引っ越し後に考えられる原因
E100〜E102などB-CASカードに関するエラーカードの差し忘れ・向き違い・接触不良
E201受信レベルの低下新居のアンテナの向きや性能が合っていない、配線や機器での電波の弱まり
E202放送を受信できないアンテナ線の未接続・差込口違い、アンテナがない・故障、設備の不具合
E203放送休止中・番組がないチャンネル設定が前の地域のまま

引っ越し後の相談で特に多いのがE202です。E202はテレビに電波が届いていない状態を示すため、配線とチャンネル設定を見直しても消えない場合は、アンテナや建物の設備を疑います。詳しい確認の手順はテレビのE202エラーの原因と直し方でも解説しています。

戸建てに引っ越した場合の確認ポイント

戸建てでは、アンテナやブースター、家の中の配線はすべてその家の設備です。設定と配線を見直しても映らないときは、次の点を確認しましょう。

そもそもアンテナが付いているか

中古住宅や賃貸の一戸建てでは、前の住人がアンテナを撤去していたり、ケーブルテレビや光回線のテレビサービスで見ていたためアンテナがなかったりすることがあります。屋根の上やベランダ、外壁にアンテナがあるか、地上から見える範囲で確認してください。アンテナがなければ、新しく設置するか、ケーブルテレビや光回線のテレビサービスを契約する必要があります。アンテナがない家の新設の流れは中古物件にテレビアンテナがないときの新設工事の費用相場と依頼手順で詳しく紹介しています。

アンテナがあっても使える状態か

アンテナが付いていても、長く空き家だった家や築年数の古い家では、次のような理由で映らないことがあります。

  • 台風や雪でアンテナの向きがずれている、傾いている
  • アンテナ本体や屋外のケーブル・接続部がさびたり傷んだりしている
  • ブースターの電源部のコンセントが抜けている、ブースターが故障している
  • 家の中のケーブルや分配器が古く、BS・CSや4K放送に対応していない

ブースターの電源部は、テレビの近くや収納の中、屋根裏などに設置されていることが多い小さな箱です。見つかったら、コンセントが差さっているか、ランプがついているかを確認してみましょう。それ以外の屋外の点検や修理は、高所作業になるため自分では行わず、業者に依頼してください。

前の家のアンテナを持っていく場合

前の家で使っていたアンテナを新居に付け直したい、という相談もあります。ただし、地域によって受信する送信所の方向や電波の強さが違うため、新居では向きの調整や機器の見直しが必要になります。取り外しと再設置の工事費がかかるうえ、年数のたったアンテナは劣化していることもあるので、新しく設置する場合と費用を比べて決めるのがおすすめです。

マンション・アパートに引っ越した場合の確認ポイント

マンションやアパートでは、屋上のアンテナや共用のブースターは建物の共用設備です。入居者が勝手に修理や交換をすることはできないため、確認の仕方が戸建てとは少し違います。

管理会社や大家さんに設備の内容を確認する

部屋の中の配線と設定を見直しても映らない場合は、管理会社や大家さんに連絡しましょう。そのとき、次の点を聞いておくと話が早く進みます。

  • 建物が共用アンテナなのか、ケーブルテレビや光回線のテレビサービスなのか
  • 地デジだけでなく、BS・CSも見られる設備か
  • ほかの部屋でも映らないという連絡が来ていないか

ほかの部屋でも映らないなら共用設備の不具合の可能性が高いので、管理会社側で対応してもらうことになります。

BS・CSが映らないのは設備が対応していない場合も

地デジは映るのにBS・CSだけが映らない場合、建物の設備がBS・CSに対応していないことがあります。築年数の古い建物では、BS・CSに対応していても新4K8K衛星放送の一部のチャンネルには対応していないこともあります。設備が対応していない場合は、管理会社や大家さんの許可を得たうえでベランダなどにBSアンテナを設置する方法もありますが、賃貸では退去時の原状回復も含めて事前に確認が必要です。

アパートで「E202」が出て映らないときの確認手順や連絡先については、アパートのテレビが映らないE202の直し方でも詳しく解説しています。

アンテナの新設・修理を頼んだときの費用相場

新居のアンテナを新しく付ける場合と、今あるアンテナを修理する場合で費用は大きく変わります。下の表は、アンテナ工事業者や比較サイトの公開情報をもとにした一般的な目安です。屋根の形や設置場所、使う部材、業者によって金額は変わるため、必ず事前に見積もりを確認してください。

工事の内容費用の目安
受信状態の点検・簡単な調整3,000円〜10,000円程度
地デジアンテナの向き調整5,000円〜20,000円程度
ケーブル・分配器の交換10,000円〜25,000円程度
ブースターの設置・交換15,000円〜40,000円程度
地デジアンテナの新設20,000円〜50,000円程度(アンテナの種類・設置場所で変動)
地デジ+BS・CSアンテナの新設40,000円〜100,000円程度(ブースターなど追加機器の有無で変動)

アンテナを新設する場合は、受信する電波の強さによってブースターや分配器が必要になり、追加費用がかかることがあります。また、古いアンテナを撤去してから新しいものを付ける場合は、撤去・処分費が別にかかることもあります。見積もりの段階で、追加料金がかかる条件があるかどうかを確認しておくと安心です。

入居直後に依頼するときのコツ

  • 家中の状況をまとめておく:どの部屋のテレビが映らないか、地デジとBSのどちらが映らないか、出ているエラー番号をメモしておきます。
  • BS・CSも見たいか決めておく:地デジとBS・CSのアンテナを同時に付けたほうが、後から追加するより工事の手間が少なく済むことが多いです。
  • 引っ越し前に下見できるなら確認しておく:入居前にアンテナの有無を確認しておけば、入居日に合わせて工事を手配でき、テレビが見られない期間を短くできます。
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引っ越し後にテレビが映らないときのよくある質問

同じ市内の引っ越しでもチャンネル設定はやり直すべきですか?

同じ市内でも、場所によって受信する送信所や中継局が変わることがあるため、映らない局がある場合はやり直しましょう。すべての局が問題なく映っているなら、そのままでもかまいません。番組表がうまく表示されないときも、地域設定を見直すと改善することがあります。

賃貸の戸建てでアンテナが壊れていたら誰が直しますか?

賃貸住宅にもともと付いているアンテナは、基本的には貸主側の設備です。入居者が自分で業者を手配する前に、まずは管理会社や大家さんに連絡して、修理の対応や費用の負担について確認しましょう。自分の判断で工事をすると、費用を自己負担することになったり、退去時にトラブルになったりするおそれがあります。

室内アンテナで代わりにならないですか?

送信所に近く、電波が強い地域であれば、室内アンテナで地デジが映ることもあります。ただし、窓の向きや建物の構造によっては受信が不安定になりやすく、BS・CSは見られません。室内アンテナで試してみて映りが悪いようなら、屋外アンテナの設置を検討しましょう。

まとめ

引っ越し後にテレビが映らないときは、テレビの設定と配線を確認し、それでも映らなければ建物側の設備を疑う、という順番で進めると原因を見つけやすくなります。

  • まずはチャンネルの再設定(地域設定と初期スキャン)と、配線の差込口・差し込みを確認する
  • B-CASカードの差し忘れや、エラー番号も原因を絞り込む手がかりになる
  • 戸建てで家中映らないなら、アンテナがない・向きのずれ・劣化・ブースターの不具合を疑う
  • マンションやアパートは、共用設備のため管理会社や大家さんに確認する
  • アンテナの新設は地デジのみで2万〜5万円程度、BS・CSも含めると4万〜10万円程度が目安

設定と配線を見直しても映らない場合は、屋根の上のアンテナや設備に原因がある可能性が高いです。自分で屋根に登ることは避け、受信状態の測定から対応してくれるアンテナ工事業者に見積もりを相談しましょう。

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この記事を書いた人

最安アンテナ工事.jp 最安アンテナ工事.jp アンテナ工事担当

アンテナ工事の相場が分からない、業者が多すぎてどこが良いのか選べないという疑問を解決するため、各社の料金体系や施工体制(自社施工か下請けか)を調査・比較しています。本当に「安く・早く・確実に」依頼できる業者だけをフラットな目線で厳選して紹介しています。

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