家庭用のBSアンテナはコンバーターとアンテナが一体型なので、コンバーターだけの交換は基本的にできず、アンテナ本体ごとの交換(工事費込みで2万〜3.5万円程度)になります。3つの質問で、今のアンテナがまだ使えるか、交換の時期かを確かめてください。
交換の前に自分で試せる3つの確認
コンバーターの故障に見えても、設定や配線が原因のことがあります。交換を頼む前に、次の3つを上から順に試してください。
1. テレビのアンテナ電源の設定を確かめる
コンバーターはテレビやブースターから送られる電気で動きます。設定メニューで「BS・CSアンテナ電源」が「入」か「オート」になっているかを確かめてください。テレビを買い替えたあとに「切」のままになっていることがあります。
2. ケーブルと分波器を差し直す
壁の端子からテレビまでのケーブルを一度抜き、奥まで差し直します。分波器の「BS・CS」と書かれた側が、テレビの「BS・110度CS」端子につながっているかも確かめてください。
3. 晴れた日にアンテナレベルを見る
テレビの電源プラグを抜いて数分待ってから入れ直し、晴れた日にBSのアンテナレベルを確認します。大雨や大雪の最中だけ映らないのは、電波が雨粒で弱まる一時的な現象で、故障ではありません。
3つとも試して晴れた日でも映らない、またはアンテナレベルが0や低いままなら、原因はコンバーター・アンテナの向き・ブースター・配線など家の設備側です。症状の見分け方はBSアンテナのコンバーター故障の見分け方で説明しています。
コンバーターだけ交換できない理由と寿命の目安
家庭用はアンテナと一体型
戸建てのベランダや屋根に付ける45cm前後のBS・110度CSアンテナは、電波を集めるお皿と先端のコンバーターが一体の製品として作られています。家庭用モデルでコンバーターだけを部品として取り替えることは基本的にできないため、壊れたときはアンテナ本体ごと交換します。
分解して修理するのはおすすめできない
コンバーターの中の精密な回路は、雨水が入らないよう密閉されています。一度開けると防水が戻らず、雨で再びショートしやすくなります。部品も一般には手に入りません。
寿命は10年前後が目安
BSアンテナの寿命は、コンバーターも含めて10年前後といわれます。海沿いや雪の多い地域、屋根の上では、もっと早く傷むこともあります。年数と、晴れた日でも映りが悪いかをあわせて判断してください。長持ちさせるコツはBSアンテナの寿命と交換時期のサインにまとめています。
BSアンテナの交換費用の目安
費用は設置場所と、ほかの機器もいっしょに替えるかで変わります。作業前に必ず見積もりで総額を確かめてください。
| 作業内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| BSアンテナの向き調整 | 5,000円〜15,000円程度 |
| BSアンテナの交換(ベランダ・壁面) | 20,000円〜30,000円程度 |
| BSアンテナの交換(屋根の上) | 25,000円〜35,000円程度 |
| 分配器・分波器の交換 | 5,000円〜15,000円程度 |
| ブースターの交換 | 20,000円〜40,000円程度 |
古いアンテナの撤去・処分が別料金かどうかも見積もりで確かめましょう。内訳はBSアンテナの交換費用相場も参考にしてください。
台風・強風・雪・落雷などの自然災害で壊れた場合は、加入している火災保険で補償されることがあります。経年劣化は対象外で、補償されるかは契約内容次第、申請は契約者本人が保険会社に行います。修理の前に、壊れた箇所の写真を残しておきましょう。
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まとめ
家庭用のBSアンテナはコンバーターと一体型なので、コンバーターが壊れたらアンテナ本体ごとの交換になり、費用は工事費込みで2万〜3.5万円程度が目安です。設定と配線を確かめても晴れた日に映らない、または設置から10年前後たっているなら、交換が必要かを無料の見積もりで確かめましょう。マンションやアパートで共用のアンテナを使っている場合は、先に管理会社へ連絡してください。
※見積もりだけでもOK








