台風のあとテレビが映らないのは、強風でアンテナの向きがずれたか、雨でケーブルの接続部に水が入ったか、ブースターが故障したことが多い原因です。3つの質問で、自分で直せるか・業者が必要かを確かめてください。
まず家の中で試せる3つの確認
屋根に登らずにできることだけを、上から順に試してください。家中で映らない場合も、2つ目と3つ目は業者に伝える情報になります。
1. 雨と風がおさまってから電源を入れ直す
BS・CSは強い雨のあいだだけ映らなくなることがあります。雨がやんだら、テレビの電源プラグをコンセントから抜き、数分おいて差し直してください。
2. テレビの裏と壁の端子のケーブルを差し直す
壁の端子からテレビまでのケーブルを一度抜き、奥まで差し直します。片付けや窓の確認で体が当たり、抜けかけていることがあります。
3. ブースターの電源部のコンセントとランプを見る
テレビの近くや収納の中にブースターの電源部があれば、コンセントが抜けていないか、ランプが消えたり赤く光ったりしていないかを確かめます。コンセントを差し直してもランプがつかなければ、電源部かブースターの故障です。
3つとも試して映らない、または台風が過ぎて半日以上たっても映らないなら、原因はアンテナ・ブースター・屋外の配線など家の設備側です。自然に直ることはほとんどありません。画面にE202と出ている場合はテレビのE202エラーの原因と直し方も読んでみてください。
アンテナが傾いている・倒れているとき
台風で傾いたアンテナは、次の強い風で屋根から落ちることがあります。真下の通路や駐車場に人を近づけず、自分で屋根やはしごに登るのはやめてください。雨のあとの屋根は滑りやすく、転落の危険が高くなります。
直す前に、地上やベランダから傾いたアンテナや落ちた部品を写真に撮っておくと、火災保険を申請するときに役立ちます。倒れたときの対処はアンテナが倒れたときの修理費用と火災保険にまとめています。マンションやアパートの場合は屋上の設備が共用なので、先に管理会社や大家さんへ連絡してください。
台風のあとの修理費用の目安
費用はどこが壊れているかで変わります。屋根の形や高さで高所作業の費用が加わることもあるので、作業前に見積もりで総額を確かめてください。
| 作業内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| アンテナの向き調整 | 5,000円〜20,000円程度 |
| 支線の張り直し・固定の補強 | 10,000円〜20,000円程度 |
| 浸水したケーブル・接続部の交換 | 10,000円〜25,000円程度 |
| ブースターの交換 | 15,000円〜40,000円程度 |
| 地デジアンテナの交換 | 25,000円〜60,000円程度 |
台風・強風による破損は、加入している火災保険の風災補償で補償されることがあります。経年劣化による故障は対象外で、補償されるかは契約内容(免責金額など)次第です。申請は契約者本人が保険会社に行い、損害から3年を過ぎると請求できなくなります。くわしくはテレビアンテナ修理に火災保険は使えるかを見てください。
※見積もりだけでもOK
まとめ
台風のあとテレビが映らないとき、1台だけならケーブルの差し直しで直ることがあります。家中で映らない、アンテナが傾いて見える、雨がやんでも戻らない場合は、アンテナの向きのずれや浸水、ブースターの故障が濃厚です。屋根には登らず、写真を残してから点検と見積もりを頼みましょう。






